宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:21)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/12 --- ---
5/11 --- ---
5/10 --- ---

黒点  5/12 (NOAA)
磁場 フレア
2542 12 β ---
2543 9 β ---
2544 6 β ---
2545 5 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:17 411 -0.8
-2 h 415 -0.3
-4 h 427 -1.3
-6 h 427 -1.3
-8 h 431 -1.2
-10 h 432 -1.5
-12 h 448 -1.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -17 -/ -
-2 h -17 -/ -
-4 h -17 -/ -
-6 h -18 -/ -
-8 h -18 -/ -
-10 h -18 -/ -
-12 h -17 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 5x10^4
5/12 0.4 1x10^5
5/11 0.4 1x10^5
5/10 0.4 9x10^4
5/ 9 0.4 1x10^4
5/ 8 0.3 5x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 5/ 7 08:24 高速の太陽風が到来し、磁気圏の活動も高まっています。
2016/ 5/ 8 09:12 太陽風の速度は下がり始めています。フィラメント噴出が発生しています。
2016/ 5/ 9 10:05 高速の太陽風が到来し、中規模の磁気嵐が発生しています。カナダのオーロラをどうぞ。
2016/ 5/10 12:32 600km/秒台の高速太陽風が続いています。水星の太陽面通過が発生しました。
2016/ 5/11 12:48 高速太陽風は後半に入り、500km/秒近くに下がっています。
最新のニュース

2016/ 5/12 13:21 更新
太陽風は平均的な状態に戻っています。4月の黒点数は 38.0 でした。

担当 篠原

お知らせするのが遅くなりましたが、
4月の黒点相対数は、38.0とWDC-SILSOより発表されています。
40を割って低くなったのは、2011年1月の27.3以来です。

一日毎の数値を見ると、
3月下旬から4月中旬にかけて、30前後の低い日が続たため、
平均値が下がる結果になったようです。
4月の終わりには、80前後に再び高まっているので、
5月の平均値は、元のレベルに戻るかもしれません。



太陽風の速度は、ゆっくりと低下が続き、
現在は400km/秒と平均的な速さに戻っています。
磁場強度は、3〜4nTとやや弱めです。

磁場の南北成分は、弱い南寄りとなっています。
速度も下がってきたので、磁気圏への影響は弱くなり、
AE指数は250nTの小規模の変化になっています。

高速太陽風は通り過ぎて、しばらく穏やかな状態になりそうです。


太陽は、目立ったフレアの発生はなく、
静かな状態が続いています。


放射線帯の高エネルギー電子は、
10万に達するたいへん高い状態が続いています。
太陽風が落ち着いたので、
高エネルギー電子はゆっくりと減少するでしょう。



太陽黒点相対数の長期変化。4月の黒点数は38.0でした。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。