宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:24)
太陽フレアは静かです。
太陽風南向き磁場が大きくなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/16 --- ---
11/15 --- ---
11/14 --- ---

黒点 11/16 (NOAA)
磁場 フレア
2449 2 β ---
2453 6 β ---
2454 8 β ---
2455 7 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:17 391 -5.1
-2 h 397 -5.6
-4 h 404 -4.0
-6 h 407 -1.9
-8 h 415 +4.7
-10 h 416 +3.3
-12 h 414 +0.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 -24 -/ -
-2 h -16 -/ -
-4 h -8 -/ -
-6 h -4 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h -6 -/ -
-12 h -8 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^3
11/16 0.3 4x10^3
11/15 0.4 5x10^3
11/14 0.3 7x10^4
11/13 0.4 9x10^4
11/12 0.4 2x10^5

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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X線5分1分 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/11/11 12:47 太陽風は700km/秒の高速風になっています。CMEの乱れも近づいています。
2015/11/12 12:19 高速の太陽風は続いていますが、速度は下がり始めています。
2015/11/13 11:43 太陽風は平均的な速さに戻り、CMEによる乱れは特に見られませんでした。
2015/11/14 07:48 太陽風の小規模の高まりが到来しています。太陽は穏やかです。
2015/11/15 11:09 太陽風は平均的な状態に戻っています。太陽は穏やかです。
最新のニュース

2015/11/16 10:24 更新
太陽の中央部でフィラメント噴出が発生しました。

担当 篠原

今朝、16日7時(世界時15日22時)頃から、
太陽の中央部でフィラメント噴出が発生し、
太陽の西(右)に向かって、CMEが飛び出しています。

SDO衛星AIA193とAIA304による動画を掲載します。
太陽の中央部には、一昨日頃から、
見事なダークフィラメントが見えていて、
噴出が起きるかどうか注目していました。

その領域が、今朝になって勢いよく飛び出していきました。
まだ、発生直後なので、
SOHO衛星の画像は揃っていません。
CMEは地球からやや斜め方向に噴き出している様ですが、
噴き出したガスの一部は地球方向にも向かっているかもしれません。
明日にはより詳しく見ることができると思います。

太陽では、フレアの発生は特にありません。
X線グラフの最後の増加は、フィラメント噴出に関係する変化です。


太陽風は、400km/秒前後と平均的な速さで安定しています。
磁場強度は、5nTから9nTに強まり、7nTに下がる変化が起きています。

磁場の南北成分が、南向きの -5nTにやや強まっていて、
磁気圏の活動を活発にしています。
AE指数は、グラフの最後に900nTに達する変化が発生しています。
しばらく活発な状態になるかもしれません。




太陽の中央部で発生したフィラメント噴出の様子。SDO衛星AIA193、304。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


フィラメント噴出によるCMEが太陽の西側に見え始めている。SOHO衛星LASCO C2。
(c) SOHO (ESA & NASA)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。