宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:43)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/13 --- ---
11/12 --- ---
11/11 01:45 C2.7

黒点 11/13 (NOAA)
磁場 フレア
2448 3 β ---
2449 6 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:37 393 -0.7
-2 h 401 +0.5
-4 h 424 -1.5
-6 h 432 +1.0
-8 h 452 -0.6
-10 h 460 -0.9
-12 h 466 -1.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -14 -/ -
-2 h -15 -/ -
-4 h -13 -/ -
-6 h -14 -/ -
-8 h -15 -/ -
-10 h -15 -/ -
-12 h -15 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 5x10^4
11/13 0.3 8x10^4
11/12 0.4 2x10^5
11/11 0.8 6x10^4
11/10 3.7 3x10^4
11/ 9 0.3 2x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/11/ 8 12:53 太陽風磁場が南向きに強まり、活発なオーロラの活動を起こしています。
2015/11/ 9 12:20 太陽風磁場が再び南向きになり、オーロラの活動を高めました。
2015/11/10 12:09 M3.9の中規模フレアが発生し、CMEも噴出しています。
2015/11/11 12:47 太陽風は700km/秒の高速風になっています。CMEの乱れも近づいています。
2015/11/12 12:19 高速の太陽風は続いていますが、速度は下がり始めています。
最新のニュース

2015/11/13 11:43 更新
太陽風は平均的な速さに戻り、CMEによる乱れは特に見られませんでした。

担当 篠原

太陽風は、更に速度を下げて、
現在は400km/秒と平均的な速さに戻っています。
磁場強度は、4nTから一時的に2nTに下がって、
現在は再び4nTに戻っています。

CMEによる乱れは、地球方向へは弱かったのか、
よく分からないままでした。
発生から3日半が経過しているので、今後の到来はなさそうです。

太陽風の変化が収まってきたこともあり、
磁気圏も穏やかになっています。
AE指数のグラフは、300nTの変化がひとつ見られる程度です。

SDO衛星AIA193では、
北半球に広がっていたコロナホールは西に去っています。
太陽風はしばらく穏やかな状態になりそうです。


太陽は穏やかで、黒点も小さいものがぽつぽつ見られる程度です。
南東部(左下)の黒点の見えない場所で、
C1.2の小さいフレアが起きています。


放射線帯の高エネルギー電子は、
両GOES衛星で、10,000を超えて高まった状態が続いています。
太陽風が穏やかになったので、今後はゆっくりと減少していくでしょう。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。