宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:12)
今日、M1.9の中規模フレアが発生しました。
太陽風が非常に高速です。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/ 4 12:20 M1.9
09:24 C3.0
03:37 C5.5
01:52 C3.9
11/ 3 09:37 C2.3
11/ 2 23:29 C5.0
18:38 C7.2
15:31 C3.3
13:58 C2.2
09:43 C6.3
06:29 C6.4
05:09 C4.9
02:33 C6.3
01:30 C5.0

黒点 11/ 4 (NOAA)
磁場 フレア
2443 52 βδ C6
2445 10 βδ M2
2447 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:07 692 -2.2
-2 h 658 -2.7
-4 h 666 -0.8
-6 h 695 -1.8
-8 h 713 -4.8
-10 h 644 -5.7
-12 h 640 +5.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -36 -/ -
-2 h -38 -/ -
-4 h -41 -/ -
-6 h -43 -/ -
-8 h -36 -/ -
-10 h -20 -/ -
-12 h -17 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^2
11/ 4 0.3 1x10^3
11/ 3 0.3 4x10^1
11/ 2 0.4 6x10^1
11/ 1 0.7 5x10^1
10/31 1.7 9x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/10/30 12:08 太陽放射線が高まりました。現在の宇宙天気ニュースのアクセス状況を報告します。
2015/10/31 08:52 2443黒点群の活動が高まっています。コロナホールが太陽の中心に達しています。
2015/11/ 1 08:19 2443黒点群でM1.0などのフレアが続いています。
2015/11/ 2 10:01 2443黒点群の活動は続いています。明日くらいからコロナホールの影響が始まりそうです。
2015/11/ 3 14:03 2443黒点群はやや落ち着いています。太陽風の高まりが始まった様です。
最新のニュース

2015/11/ 4 13:12 更新
700km/秒台の高速太陽風が到来しました。オーロラの活動も高まっています。

担当 篠原

昨日のニュース以降、
太陽風の磁場強度は、20nTを超えて強まりました。
速度も追いかけるように上昇を始め、
3日16時(世界時3日7時)に500km/秒、
3日20時(世界時3日11時)には700km/秒に高まりました。

27日周期の図を見ると、
半日ほど早く始まりましたが、前周期と同程度の高速風になっています。

太陽風の強まりとともに、オーロラの活動も高まって、
AE指数は、700〜1000nTの中規模の変化が続き、
最大は、1400nTの変化になっています。

初めの頃の、AE指数が700nTくらいの変化をしていた時間帯の、
アラスカのオーロラを動画で紹介します。
雲と月明かりで、条件はやや厳しいですが、
繰り返し、夜空をオーロラが彩っています。


現在の太陽風は、
速度は700km/秒前後と高まった状態が続いていますが、
磁場強度は5nTと平均的な値に戻っています。

前周期は、続いてやってきた高速風領域と繋がって、
一週間近く高速風が続きましたが、
今回は、コロナホールの領域が小さくなっているので、
短い期間で一旦終わるかもしれません。
引き続き注目して下さい。


太陽のフレア活動は、2443黒点群で、C5.5、
2445黒点群で、C3.9、C3.0程度とややおとしなしく、
と書きかけたところで、
2445黒点群でM1.9の中規模フレアが発生しました。
短時間の増光で、SOO衛星AIA131の写真を掲載します。

2443群と2445群の活動には、引き続き注目して下さい。



アラスカ、フェアバンクス近くのPoker Flatで撮影されたオーロラの様子。
(c) 情報通信研究機構、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


2443黒点群の拡大写真。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


2445黒点群で発生した、M1.9の中規模フレア。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。