宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:26)
今日、M1.0の中規模フレアが発生しました。
また、M1.9の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/28 08:11 C7.9
05:44 M1.0
04:43 C9.3
03:36 C4.1
02:41 C4.2
01:38 C4.3
00:31 C5.4
9/27 22:29 C2.2
21:47 C2.4
21:19 C2.4
19:19 M1.9
16:49 C2.1
14:56 C1.9
9/26 10:24 C1.5

黒点  9/28 (NOAA)
磁場 フレア
2420 11 β ---
2421 11 β C9
2422 25 βγδ M2
2423 14 βγ C4
2424 1 α ---
2425 1 α ---
2426 1 α ---
2427 10 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:17 381 +2.5
-2 h 386 -0.5
-4 h 405 -1.6
-6 h 411 +0.8
-8 h 402 -1.2
-10 h 412 +3.9
-12 h 409 +2.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -9 -/ -
-2 h -9 -/ -
-4 h -7 -/ -
-6 h -7 -/ -
-8 h -5 -/ -
-10 h -5 -/ -
-12 h -5 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 6x10^2
9/28 0.3 1x10^3
9/27 0.3 1x10^3
9/26 0.4 1x10^3
9/25 0.4 1x10^3
9/24 0.3 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 9/23 12:30 太陽風の速度は下がり始めています。カナダ・ホワイトホースのオーロラをどうぞ。
2015/ 9/24 14:06 太陽風はやや高まった状態が続いています。太陽でCクラスのフレアが増えています。
2015/ 9/25 14:31 高速の太陽風が続いています。磁気圏は穏やかです。
2015/ 9/26 11:12 太陽風はやや高速です。カナダ・ドーソンシティのオーロラをどうぞ。
2015/ 9/27 10:11 太陽風は平均的な状態に戻りました。しばらく穏やかに推移しそうです。
最新のニュース

2015/ 9/28 12:26 更新
2422黒点群の活動が強まって、Mクラスのフレアが2回発生しています。

担当 篠原

2422黒点群の活動が更に活発化して、
Mクラスの中規模フレアを2回と、
Cクラスの小規模フレアを多数起こしています。

その始まりとなった、1回目の中規模フレアは、
27日19時半(世界時27日10時半)に発生したM1.9です。
そこから、C5.4、C4.3、C4.2、C9.3と、
C1〜2の小さいものを含めて、8回の小規模フレアが発生し、
今朝、28日6時(世界時27日21時)にM1.0の中規模フレア、
その後、C7.9の小規模フレアと続いています。

活発に活動する様子を、SDO衛星AIA131の動画で紹介します。
また、SDO衛星による拡大写真をご覧下さい。
昨日の写真と比べると、形が大きく変化しています。
2422黒点群の活動には引き続き注目して下さい。

また、2421群でC9.3、2423群でC4.1のフレアも起きています。


太陽風は、430km/秒から380km/秒へ速度が下がり、
低速の風に変わりつつあります。
磁場強度は5nTで安定しています。

磁場の南北成分は、0nTをはさんで小さく変化する程度です。
磁気圏は穏やかな状態が続いていて、
AE指数はほとんど変化していません。



2422黒点群のフレア活動の様子。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


2422黒点群の拡大写真。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。