宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:04)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気嵐がやや発達しています。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/10 --- ---
9/ 9 --- ---
9/ 8 --- ---

黒点  9/10 (NOAA)
磁場 フレア
2409 1 α ---
2411 1 α ---
2412 6 β ---
2414 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:56 432 +0.6
-2 h 445 -2.5
-4 h 436 -6.1
-6 h 425 -8.0
-8 h 408 -6.7
-10 h 414 -6.6
-12 h 404 -7.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 -72 -/ -
-2 h -82 -/ -
-4 h -87 -/ -
-6 h -84 -/ -
-8 h -76 -/ -
-10 h -86 -/ -
-12 h -85 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^3
9/10 0.3 6x10^3
9/ 9 0.3 6x10^2
9/ 8 0.3 5x10^3
9/ 7 0.4 1x10^4
9/ 6 0.4 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
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STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 9/ 5 07:29 太陽風は480km/秒とやや高速の状態です。磁気圏もやや活動的です。
2015/ 9/ 6 07:48 太陽風は平均的な状態に戻りつつあります。太陽は穏やかです。
2015/ 9/ 7 09:43 太陽風は再びやや高速になっています。太陽は穏やかです。
2015/ 9/ 8 08:00 太陽風の乱れが到来して、オーロラの活動が激しくなっています。8月の黒点数は64.6でした。
2015/ 9/ 9 10:07 太陽風の磁場が北向きに変わり、磁気圏は穏やかになりました。
最新のニュース

2015/ 9/10 10:04 更新
太陽風磁場が南向きに強まり、激しい磁気圏の活動が発生しました。

担当 篠原

太陽風の磁場が再び強く南向きに振れ、
激しい磁気圏の活動を起こしました。

昨日のニュース以降、
太陽風の速度は420km/秒前後と平均的な速さで安定し、
磁場強度は15nTからゆっくりと下がっていって、
太陽風の乱れとしては落ち着く方向でした。

しかし、磁場の南北成分は、
-5nTから更に強まって -10nTに達し、
その状態が半日以上にわたって続きました。

このため、磁気圏の活動は再び激しくなり、
AE指数は1000〜1500nTの激しい変化が、
掲載のグラフ全体で観測されています。

昨日のAE指数のグラフとの大きな違いに注目して下さい。
太陽風磁場の南北の向きが切り替わることで、
これだけ劇的に磁気圏の状態が変化するのです。

南極の昭和基地の全天カメラの様子を紹介します。
世界時9日17時頃の変化で、AE指数も1000nTの変化をしている頃です。


太陽風の磁場強度は、現在は5nTヘ下がっています。
南北成分も0nT付近に戻っていて、
磁気圏の擾乱もこれで一段落となりそうです。

SDO衛星AIA193では、太陽の中心のコロナホールが西へ進んでいて、
続いてこちらの影響が地球にやって来そうです。
もうしばらく、にぎやかな期間が続くかもしれません。


太陽は目立ったフレアの発生はなく、静かです。



南極の昭和基地で、世界時9日19時頃に全天カメラで撮影されたオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。