宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:27)
今日、C1.9の小規模フレアが発生しました。
また、M1.7の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/ 9 12:31 C1.9
7/ 8 08:05 C1.5
7/ 7 13:05 C2.7
05:46 M1.4
05:26 M1.7
01:57 C4.9
01:19 C3.5

黒点  7/ 9 (NOAA)
磁場 フレア
2373 1 α ---
2375 1 α ---
2376 2 α ---
2378 4 α ---
2379 4 α ---
2381 28 β M2
2383 9 β ---
2384 2 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:17 375 -0.4
-2 h 373 -1.6
-4 h 377 +0.7
-6 h 358 +2.5
-8 h 369 -2.1
-10 h 379 -2.6
-12 h 385 -3.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -15 -/ -
-2 h -11 -/ -
-4 h -12 -/ -
-6 h -15 -/ -
-8 h -16 -/ -
-10 h -16 -/ -
-12 h -14 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^3
7/ 9 0.3 2x10^3
7/ 8 0.4 1x10^3
7/ 7 0.4 2x10^3
7/ 6 0.4 7x10^2
7/ 5 0.4 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 7/ 4 14:38 太陽風は更に低速になっています。M1.5のフレアが発生しました。
2015/ 7/ 5 10:32 高速の太陽風が到来して、速度は600km/秒近くまで高まりました。
2015/ 7/ 6 11:05 500km/秒の高速太陽風が続いています。磁気圏もある程度活動的です。
2015/ 7/ 7 12:02 M1の中規模フレアが2回発生しました。高速の太陽風が続いています。
2015/ 7/ 8 11:38 太陽風は400km/秒近くに下がっています。磁気圏も穏やかです。
最新のニュース

2015/ 7/ 9 13:27 更新
太陽風はやや低速です。太陽も穏やかです。

担当 篠原

太陽風の速度は、引き続きゆっくりと低下して、
現在は370km/秒とやや低速の状態です。
磁場強度は、4〜5nTと平均的な値です。

磁場の南北成分は、南や北にゆっくりと振れていて、
それに対応して、AE指数に500nTの小規模の変化が発生しています。

太陽風と磁気圏は、全体としては穏やかです。
一方、明日か明後日くらいから、
太陽風の弱い高まりが回帰する可能性があります。
27日周期の図の、6月14日以降の変化です。


太陽は、東の端から現れた黒点に、2384群と番号が付いています。
現れてからは、C1.0の小さいフレアを起こした程度で、
穏やかな様子です。

太陽全体でも、中央の2381群でC1.9の小さいフレアが起きただけで、
穏やかです。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。