宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:35)
昨日、M7.9の中規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線が強くなっています。放射線帯電子はやや強くなっています。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/26 --- ---
6/25 17:02 M7.9
00:11 C5.6
6/24 --- ---

黒点  6/26 (NOAA)
磁場 フレア
2371 23 βγ M8

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:26 501 -1.8
-2 h 504 -2.2
-4 h 506 -2.5
-6 h 527 -1.6
-8 h 540 -0.4
-10 h 556 -2.8
-12 h 581 +0.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -32 -/ -
-2 h -31 -/ -
-4 h -30 -/ -
-6 h -30 -/ -
-8 h -33 -/ -
-10 h -33 -/ -
-12 h -36 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 9.3 2x10^3
6/26 11.6 3x10^3
6/25 6.4 6x10^4
6/24 32.0 3x10^4
6/23 1070.0 4x10^3
6/22 278.0 4x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 6/21 09:37 M1.0のフレアが発生しています。太陽風は更に低速になっています。
2015/ 6/22 10:39 Mクラスフレアが4回発生しました。地球方向にCMEも飛び出しています。
2015/ 6/23 12:12 太陽風の乱れが到来して、速度700km/秒、磁場強度40nTに強まりました。また、M6.5のフレアが発生しています。
2015/ 6/24 12:11 磁気嵐は更に激しく発達しました。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2015/ 6/25 12:59 次の太陽風の乱れが到来しました。磁場は北寄りになり、磁気圏の乱れは強まりませんでした。
最新のニュース

2015/ 6/26 13:35 更新
M7.9の中規模フレアが発生しました。太陽風の乱れは地球にも到来しそうです。

担当 篠原

2371黒点群で、再び大きいMクラスフレアが発生しました。
昨夕、25日17時(世界時25日8時)のM7.9です。

SDO衛星AIA193による動画を掲載します。
フレアの後に、プロミネンスのループがとてもきれいに輝いています。
このフレアに伴って、CME(太陽ガスの放出現象)も飛び出していて、
SOHO衛星LASCO C3では、
太陽の右側を中心に、コロナのガスが広がっています。

CMEは、太陽の左側も包む様に広がっています。
このため、太陽風の乱れは地球の方向にもやって来ると思われます。
発生から2日程度と考えると、
明日、27日夕方から明後日にかけて到着しそうです。

NOAA/SWPCの太陽風予報では、
28日0時(世界時27日15時)頃となっています。
太陽風の速度の高まりとともに、強い磁場が運ばれてきて、
南向きに大きく振れるなどすると、
磁気圏の活動が再び激しくなる可能性があります。

2371黒点群は、その後は目立ったフレアを起こしていません。
昨日も似た様な状況でしたので、
黒点群が西の端に没するまで見届ける必要がありそうです。


600km/秒だった太陽風は、昨夜遅くから速度が下がり始め、
現在は500km/秒と普通の高速太陽風程度に戻っています。
磁場強度は、昨日のニュースの後に再び10nTに強まりましたが、
今日に入ってからは、5nTと平均的な値に下がっています。

磁場の南北成分は、掲載のグラフではやや見にくいですが、
南寄りに推移した時間帯があり、
速度が高まっているため磁気圏の活動もより強まって、
AE指数は、1000nT前後の変化が半日近く続いています。

現在も磁場は弱い南向きになっていて、
AE指数は500nT前後の変化が続いています。

太陽風の強まりは、一旦終わりに向かいそうですが、
すぐに次の擾乱が始まりそうです。



2371黒点群で発生した、M7.9の中規模フレア。SDO衛星AIA193。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


M7.9のフレアに伴って発生したCMEの様子。SOHO衛星LASCO C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)


2371黒点群の拡大写真。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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