宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:14)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/19 --- ---
5/18 --- ---
5/17 --- ---

黒点  5/19 (NOAA)
磁場 フレア
2339 1 α ---
2341 2 α ---
2342 3 α ---
2344 1 α ---
2348 2 α ---
2349 2 β C1
2350 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:07 496 +10.3
-2 h 459 -7.0
-4 h 464 +7.3
-6 h 454 -6.3
-8 h 424 -3.6
-10 h 373 +3.0
-12 h 366 +4.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -34 -/ -
-2 h -33 -/ -
-4 h -51 -/ -
-6 h -28 -/ -
-8 h -24 -/ -
-10 h -24 -/ -
-12 h -28 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 4x10^2
5/19 0.3 2x10^3
5/18 0.4 2x10^4
5/17 0.4 2x10^4
5/16 0.3 2x10^4
5/15 0.3 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 5/14 13:39 太陽風の速度は700km/秒まで高まりました。カナダのオーロラをどうぞ。
2015/ 5/15 13:49 速さは低下していますが、高速太陽風は続いています。カナダのオーロラをどうぞ。
2015/ 5/16 13:08 太陽風の速度は低下を始めました。太陽は比較的穏やかです。
2015/ 5/17 09:40 太陽風の速度は400km/秒に下がりました。
2015/ 5/18 12:21 太陽風の磁場がやや強まっています。速度も上がり始めるかもしれません。
最新のニュース

2015/ 5/19 12:14 更新
太陽風の速度は500km/秒に上がっています。磁気圏の活動も強まっています。

担当 篠原

太陽の東側に現れた2つの黒点群は、
2349群、2350群と番号が付きました。
しかし、黒点は小さくなっていて、
今日の写真ではほとんど見えなくなっています。

また、北東の端(左上)の白斑の中にも新しい黒点が見えています。

太陽の活動は穏やかで、
2349群で、C1.0、C1.1と小さいフレアが起きた程度です。


太陽風は、今日の未明から磁場強度が更に高まり、
今朝、19日10時(世界時19日1時)には、20nTまで強まりました。
その後下がり始めて、現在は15nTです。

同じ頃に速度も上がって、
400km/秒から500km/秒の高速風に変化しました。

磁場強度は高まった状態なので、
この後も、速度が高まっていく可能性があります。
引き続き注目して下さい。


磁場の南北成分は、強度が高まるとともに、
南北に大きく変化するようになっています。
このため、南を向いたときに磁気圏の活動が強まって、
AE指数には500nTや1000nTの変化が記録されています。

後半の活動の高まりの様子を、
情報通信研究機構による昭和基地ライブカメラの動画で紹介します。
天候が悪いため、オーロラはほとんど見えていませんが、
空の明るさで活発な様子が分かります。

27日周期の図によると、
前周期の高速風は2日半ほど続きました。
磁場強度が下がるまでは、
磁気圏の活発な活動も見られそうです。




南極の昭和基地で、世界時18日22時〜19日3時に観測されたオーロラ(表示は、世界時+3時)。
(c) 情報通信研究機構、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。