宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:49)
今日、C4.8の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/15 08:48 C2.6
02:45 C4.8
01:18 C2.1
5/14 22:56 C2.8
15:50 C2.5
02:49 C9.2
00:30 C1.8
5/13 19:48 C3.2
18:41 C2.3
14:46 C3.5
13:09 C3.1

黒点  5/15 (NOAA)
磁場 フレア
2339 21 β C5
2341 1 α ---
2342 6 β C4
2343 3 β ---
2344 2 β ---
2346 7 β ---
2347 1 α ---
2348 5 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:36 538 +1.6
-2 h 560 +0.7
-4 h 571 +1.5
-6 h 600 +1.1
-8 h 646 -2.4
-10 h 653 +1.5
-12 h 660 +2.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -13 -/ -
-2 h -14 -/ -
-4 h -17 -/ -
-6 h -18 -/ -
-8 h -14 -/ -
-10 h -17 -/ -
-12 h -21 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 6x10^3
5/15 0.2 1x10^4
5/14 0.3 5x10^3
5/13 4.5 6x10^1
5/12 6.2 3x10^2
5/11 0.2 2x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 5/10 09:20 太陽の活動は穏やかになっています。太陽風はやや低速で、磁気圏も穏やかです。
2015/ 5/11 10:45 太陽風磁場の強まりが到来し、磁気圏の活動もやや高まっています。
2015/ 5/12 11:46 太陽風磁場の南向きが続き、磁気圏もやや活動的です。
2015/ 5/13 11:35 太陽風の速度が600km/秒近くに高まっています。
2015/ 5/14 13:39 太陽風の速度は700km/秒まで高まりました。カナダのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2015/ 5/15 13:49 更新
速さは低下していますが、高速太陽風は続いています。カナダのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

昨日に続いて、カナダの高坂雄一さんより、
ブリティッシュコロンビア Lumbyで、
現地13日1時過ぎ(世界時13日10時過ぎ)に撮影された
オーロラの写真をいただきました。

昨日のデータを見ると、
太陽風磁場の強まりが終わる頃のオーロラの活動の様です。
高坂さんによると、オーロラは前日よりも薄い感じに見えたそうです。
写真でも、オーロラの光はやや弱くなっている印象です。

今回の規模の太陽風擾乱が来ると、
バンクーバーの近くでこの様なオーロラを見ることができるのですね。
旅行中に気付いた方もいるのかもしれません。

興味深い写真をありがとうございます。



太陽風の速度は、昨日の午後にかけて少し上がって、
再び700km/秒に高まりました。
今日に入った頃から低下が始まって、
現在は540km/秒と、高速風の状態は続いていますが、
だいぶ落ち着いてきました。

磁場強度は、昨日以降も4nTと平均的な値で安定しています。

27日周期の図を見ると、
高速風は、始まりは1日ほど遅れたものの、
終わりは前周期と同じくらいで進行しています。

太陽風磁場の南北成分は、北寄りの傾向です。
このため、磁気圏の活動は弱まりつつあって、
AE指数は、変化の頻度は高いですが、
規模は200〜500nTと小規模のものばかりになっています。


太陽は、西の端の2339黒点群で、
C1.3、C2.5、C2.1、C4.8、C1.1、
中央付近の2342群で、
C2.8、C1.1、C2.6と小規模フレアが発生しています。




カナダ・ブリティッシュコロンビア Lumbyで、現地13日1時過ぎ(世界時13日8時過ぎ)に撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


カナダ・ブリティッシュコロンビア Lumbyで、現地13日1時過ぎ(世界時13日8時過ぎ)に撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


カナダ・ブリティッシュコロンビア Lumbyで、現地13日1時過ぎ(世界時13日8時過ぎ)に撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


カナダ・ブリティッシュコロンビア Lumbyで、現地13日1時過ぎ(世界時13日8時過ぎ)に撮影されたオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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