宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:27)
昨日、C1.4の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/28 --- ---
4/27 05:52 C1.4
4/26 03:01 C1.9

黒点  4/28 (NOAA)
磁場 フレア
2327 2 β ---
2331 7 β C1
2333 3 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:18 316 -2.8
-2 h 316 -1.9
-4 h 310 -0.9
-6 h 310 -3.5
-8 h 321 -1.9
-10 h 344 -1.3
-12 h 321 -2.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -16 -/ -
-2 h -16 -/ -
-4 h -18 -/ -
-6 h -16 -/ -
-8 h -15 -/ -
-10 h -15 -/ -
-12 h -14 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 6x10^2
4/28 0.5 2x10^3
4/27 0.7 2x10^3
4/26 0.9 3x10^3
4/25 0.9 3x10^3
4/24 1.3 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
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シベリア磁場 (NICT)
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Alaska (SALMON)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 4/23 13:03 太陽の活動的な領域は裏側に回り、フレアは見えなくなっています。
2015/ 4/24 13:41 太陽の西の裏側で、M1のフレアが発生しました。太陽風、磁気圏は穏やかです。
2015/ 4/25 11:26 太陽風は低速になり、磁気圏も穏やかです。
2015/ 4/26 09:59 太陽の反対側でCMEが発生しました。太陽風は低速で、磁気圏も静かです。
2015/ 4/27 12:28 太陽風は300km/秒近くまで低速になっています。太陽も穏やかです。
最新のニュース

2015/ 4/28 12:27 更新
太陽風は低速ですが、磁場が南寄りになって、磁気圏の活動をやや高めています。

担当 篠原

太陽風の速度は、320km/秒前後と低速の状態が続いています。
磁場強度は6nTと平均的な強さで安定していますが、
磁場の大まかな方向が切り替わる、
セクターの境界を通り過ぎています(27日周期の図を参照)。

この変化に伴って、太陽風磁場の南北成分が、
北寄りから南寄りに変化しています。
このため、磁気圏の活動もやや高まって、
AE指数のグラフは、
500nT程度の中規模の変化が続いています。


SDO衛星AIA193の太陽写真では、
北半球の高緯度域にコロナホールが見えています。
このコロナホールは、27日前は赤道域まで長く伸びていました。
しかし、今回は途中が消えて、
高緯度側と、赤道域に一部残って見える程度です。

27日毎のコロナホールの変化を、1枚目の写真に掲載します。
薄暗く見える部分がコロナホールです。
太陽が一周する毎に形が変化している事が分かります。

27日周期の図を見ると、
前周期の4月2〜6日に速度の高まりが来ていました。
この変化は、更に27日前の3月初めにも来ています。
今回の太陽風は、どの様に変化するでしょうか。
これから週末にかけて注目して下さい。


太陽は、フレアの発生は特になく穏やかな状態です。

黒点も、目立つものは西の端近くに達していて、
久しぶりに無黒点になってしまうかもしれません。



SDO衛星のAIA193カメラによる、27日毎のコロナの変化。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。