宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:44)
今日、C3.5の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/19 06:19 C3.5
2/18 --- ---
2/17 --- ---

黒点  2/19 (NOAA)
磁場 フレア
2282 6 β C4
2284 1 α ---
2286 4 β ---
2287 6 β ---
2288 6 β ---
2289 1 α ---
2290 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:37 405 -1.1
-2 h 397 -4.2
-4 h 405 -2.9
-6 h 429 -0.4
-8 h 416 -2.4
-10 h 427 +1.1
-12 h 433 -1.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -41 -/ -
-2 h -38 -/ -
-4 h -38 -/ -
-6 h -41 -/ -
-8 h -40 -/ -
-10 h -45 -/ -
-12 h -46 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^2
2/19 0.3 5x10^2
2/18 0.3 4x10^1
2/17 0.3 4x10^2
2/16 0.3 2x10^2
2/15 0.3 5x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 2/14 11:58 低速の太陽風が続いています。太陽も穏やかです。
2015/ 2/15 12:32 太陽は穏やかです。太陽風も低速で静かです。
2015/ 2/16 13:04 低速の太陽風が続いています。太陽も穏やかです。
2015/ 2/17 12:32 太陽風の磁場が強まって、磁気圏の活動もやや高まっています。ヘルシンキのオーロラをどうぞ。
2015/ 2/18 14:31 太陽風はやや高速になり、磁場が南に振れてオーロラの活動を高めています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2015/ 2/19 13:44 更新
太陽風は平均的な状態に戻っています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

新宅宏章さんより、昨日に続いて
カナダ・イエローナイフのオーロラ写真をいただきました。
世界時18日05:55から06:20にかけての撮影です。

オーロラのブレークアップだったそうで、
非常に明るいピンク色の光の混じるオーロラが
全天をかけめぐる姿に心が惹かれたとのことです。

AE指数のグラフを見ると、
上半分のAU, AL指数のグラフの左端近く、
世界時6時の頃に、400nT程度急に下がる変化が見えています。
この活動の高まりを観測したのではないでしょうか。

新宅さんによると、オーロラの活動の途中は
その激しい動きのために、
ただただ空を眺めることしかできなかったそうで、
送っていただいた写真は、活動の最初と最後の頃の撮影だそうです。

写真の中でもオーロラの強い光が印象的です。
現地では素晴らしい光景が展開されていたのでしょうね。
どうもありがとうございます。



活発なオーロラの活動をもたらした太陽風の強まりは、
昨日いっぱいくらいで終わっています。
太陽風の速度は、450km/秒から400km/秒に少し下がり、
磁場強度も、10nTから5nTに下がって、
どちらも平均的な値になっています。

磁場の南北成分は、引き続き南寄りの傾向になっていて、
オーロラの活動は続いています。
ただし、AE指数のグラフでは、
変化は500nTから300nT程度にやや弱まっています。

27日周期の図を見ると、
前周期も太陽風の高まりは2日程度でした。
今回もこのあたりで穏やかな風になりそうです。


太陽は、黒点が急に増えて、
2290黒点群まで番号が付けられています。

西の端に近づいた2282黒点群で、
今朝、19日7時(世界時18日22時)に、
C3.5の小規模フレアが発生しました。

小さいフレアですが、この程度に目立つフレアの発生は、
12日のC6.0以来、1週間ぶりです。




カナダ・イエローナイフで、新宅宏章さんにより世界時18日6時頃に撮影されたオーロラ。
(c) 新宅宏章氏


カナダ・イエローナイフで、新宅宏章さんにより世界時18日6時頃に撮影されたオーロラ。
(c) 新宅宏章氏


カナダ・イエローナイフで、新宅宏章さんにより世界時18日6時頃に撮影されたオーロラ。
(c) 新宅宏章氏


カナダ・イエローナイフで、新宅宏章さんにより世界時18日6時頃に撮影されたオーロラ。
(c) 新宅宏章氏


カナダ・イエローナイフで、新宅宏章さんにより世界時18日6時頃に撮影されたオーロラ。
(c) 新宅宏章氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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