宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:32)
今日、C1.9の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/31 02:59 C1.9
12/30 15:18 C2.6
12/29 19:45 C2.6
02:51 C3.3

黒点 12/31 (NOAA)
磁場 フレア
2246 1 α ---
2247 1 α ---
2248 5 β C3
2250 1 α C3
2251 17 βγ C3
2252 3 β ---
2253 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:26 562 -0.6
-2 h 551 +0.9
-4 h 605 +0.9
-6 h 615 -0.8
-8 h 638 -0.9
-10 h 635 +2.5
-12 h 661 -0.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -13 -/ -
-2 h -15 -/ -
-4 h -18 -/ -
-6 h -18 -/ -
-8 h -14 -/ -
-10 h -15 -/ -
-12 h -16 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^3
12/31 0.5 2x10^3
12/30 0.6 7x10^2
12/29 1.0 7x10^2
12/28 0.5 5x10^2
12/27 0.5 8x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
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Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
宇宙天気用語集
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/12/26 13:36 太陽風の磁場がやや強まっています。磁気圏の活動も続いています。
2014/12/27 09:17 太陽風はやや強まった状態が続いています。太陽は小規模フレアが増えています。
2014/12/28 11:35 太陽風は平均的な速度に戻っています。M2の中規模フレアが起きました。
2014/12/29 10:44 太陽風がやや強まり、オーロラの活動も発生しています。
2014/12/30 10:23 太陽風は700km/秒近い高速風になっています。磁気圏の活動も活発です。
最新のニュース

2014/12/31 11:32 更新
太陽風の速度は少し下がりましたが、高速風が続いています。

担当 篠原

高速の太陽風が続いてます。
太陽風の速度は、昨日は700km/秒に達していましたが、
その後ゆっくりと低下して、
今日に入った頃に600km/秒に下がり、
今朝になってまた一段下がって、現在は550km/秒前後です。

SDO衛星AIA193のコロナ写真を見ると、
太陽の南半球のコロナホールは、
これから更に低緯度側に広がります。
太陽風への影響は引き続き到来すると考えられ、
速度の高まった状態は、27日周期の図の前周期同様、
更に一週間程度続きそうです。

太陽風の磁場強度は、5nTと平均的な値で推移しています。
南北成分は、0nT付近か、比較的北寄りに振れているため、
磁気圏への影響は少し弱まり、
AE指数の変化は、200〜500nTと小規模になっています。

太陽風の強まった状態が続くと考えると、
オーロラの活動も引き続き期待できるでしょう。


太陽では、東から2253黒点群が現れています。

フレアの活動は穏やかで、
2251群でC2.6、2250群でC1.9の小規模フレアが
発生した程度です。

昨日のニュースで紹介した
フィラメント噴出によるCMEの様子を、
SOHO衛星LASCO C2の動画で紹介します。
CMEは上に向かって噴き出している様で、
地球への影響はほとんどなさそうです。



いよいよ2014年最後の日になりました。
今年は海外出張がなかったこともあり、
365日無事に記事を更新することができました。
(トラブルで、夜8時に更新という日もありましたが)

今年もアクセスをしていただいてありがとうございました。
2015年もこれまでと同じペースで
ゆっくりと続けていきたいと考えています。

それでは、どうぞよいお年をお迎え下さい。




SOHO衛星LASCO C2カメラによる、昨日のフィラメント噴出によるCME。
(c) SOHO (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース )


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。