宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:35)
昨日、M2.2の中規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/28 --- ---
12/27 14:48 C2.0
11:01 M2.2
06:19 C2.3
03:24 C3.9
02:46 C6.5
00:04 C3.7
12/26 20:18 C2.4
17:25 C1.7

黒点 12/28 (NOAA)
磁場 フレア
2246 2 α ---
2247 2 α ---
2248 18 βγ C2
2249 12 βγ M2
2250 5 β ---
2251 1 α ---
2252 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:26 394 -0.8
-2 h 404 -3.2
-4 h 404 +1.1
-6 h 424 +2.1
-8 h 426 +1.4
-10 h 429 +0.8
-12 h 440 +2.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -16 -/ -
-2 h -12 -/ -
-4 h -13 -/ -
-6 h -14 -/ -
-8 h -16 -/ -
-10 h -16 -/ -
-12 h -21 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^2
12/28 0.4 5x10^2
12/27 0.5 8x10^2
12/26 0.6 1x10^3
12/25 0.6 4x10^2
12/24 0.8 2x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/12/23 10:26 次のCMEの擾乱が来ましたが、磁場は北向きに振れて磁気圏は穏やかです。
2014/12/24 12:39 新しい太陽風の乱れが到来し、磁気圏の活動が高まりました。現在も高速風が続いています。
2014/12/25 13:28 太陽風の速度は下がり、乱れは終わりつつあります。
2014/12/26 13:36 太陽風の磁場がやや強まっています。磁気圏の活動も続いています。
2014/12/27 09:17 太陽風はやや強まった状態が続いています。太陽は小規模フレアが増えています。
最新のニュース

2014/12/28 11:35 更新
太陽風は平均的な速度に戻っています。M2の中規模フレアが起きました。

担当 篠原

太陽風の速度(ACEの図の黄色線)は、
昨日のニュースの後に再び470km/秒に高まり、
やや高速の状態が続いていましたが、
今朝に入って一段下がり、
400km/秒と平均的な速度に戻っています。

磁場強度(白線)は、昨日の10nTからは少し下がりましたが、
7〜8nTにやや強まった状態が続いています。

太陽風磁場の南北成分(赤線)は、
0nT付近で小さく変化する様になり、
磁気圏の活動も小さくなっています。
AE指数の変化は、小さい山が2つ見られる程度です。


SDO衛星AIA193の太陽コロナの写真を見ると、
南半球の高緯度域にコロナホールが大きく広がっています。
このコロナホールは、これから低緯度側に広がっていき、
太陽風に大きく影響するようになります。

太陽の反対側で観測している
STEREO Ahead衛星の写真を参考にして、
2日後、4日後のコロナホールの様子を紹介します。
これによると、4日後の1月1日には、
コロナホールの広がりは太陽の中央付近に達しそうです。
そして、この影響は、27日周期の図の12月7〜8日に見られる
高速太陽風の回帰として、1月3〜4日を中心に到来しそうです。

2015年の始まりは、
このコロナホールと高速太陽風の到来になりそうです。


太陽では、昨日の昼、27日11時(世界時27日2時)に、
活動が高まっていた2249黒点群で
M2.2の中規模フレアが発生しました。

昨日お知らせした様に、
2249群はそれまでも活発にフレアを起こしていたのですが、
M2フレア以降は、C1.9の小規模フレアを起こしただけで、
静かになっています。



SDOによる今日(右)と、STEREOによるおよそ2日後(中)と4日後(左)の太陽コロナの様子。
(c) SDO (NASA)、STEREO (NASA)、


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。