宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:48)
昨日、C9.5の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/ 1 --- ---
10/31 17:21 C2.3
09:31 C8.2
07:55 C4.8
06:02 C3.3
02:53 C3.4
00:06 C9.5
10/30 22:03 C6.9
21:37 C2.9
14:41 C3.5
13:16 M1.2
10:18 M3.5
09:33 M1.3
08:46 C7.1
08:19 C3.6
07:46 C3.0
06:06 M2.3
04:30 C6.8
03:46 M1.3
03:22 C3.4
02:06 C6.1
01:07 M1.0

黒点 11/ 1 (NOAA)
磁場 フレア
2194 1 α ---
2195 1 α ---
2196 1 α ---
2200 2 α ---
2201 3 β C7
2202 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:37 420 +1.3
-2 h 428 +0.6
-4 h 429 +1.9
-6 h 442 +3.0
-8 h 438 -3.8
-10 h 431 +1.0
-12 h 440 +5.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -6 -/ -
-2 h -6 -/ -
-4 h -7 -/ -
-6 h -13 -/ -
-8 h -3 -/ -
-10 h 2 -/ -
-12 h 2 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 6x10^2
11/ 1 0.3 2x10^3
10/31 0.4 4x10^3
10/30 0.3 4x10^3
10/29 0.3 4x10^3
10/28 0.3 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/10/27 13:47 2192群でX2.0の大規模フレアが発生しました。Xフレアは3日連続です。
2014/10/28 12:16 2192黒点群で、再びX2.0の大規模フレアが発生しました。活発な活動が続いています。
2014/10/29 11:55 2192黒点群はMクラスフレアを起こし、太陽の西端に近づいています。
2014/10/30 12:05 Mクラスのフレアが続いていますが、2192群は太陽の西端に沈みかけています。
2014/10/31 12:08 2192黒点群は見えなくなりました。太陽風は磁場がやや強まっています。
最新のニュース

2014/11/ 1 11:48 更新
太陽風磁場がやや強まっていますが、磁気圏は穏やかです。

担当 篠原

2192黒点群が沈んで、
太陽X線のグラフの強度は次第に下がっています。

黒点は、小さいものがいくつか現れて、
太陽面は少しにぎやかになっています。

活動は穏やかになりましたが、
東側の2201群で、
C2.3、C2.0の小規模フレアが発生しています。


太陽風は、磁場強度の高まりが続き、
昨日のニュース以降10nTを少し超えるくらいになり、
今朝からは8nTへ少し下がっています。

太陽風の速度は、400km/秒を少し越えるくらいで、
平均的な状態です。

磁場の南北成分は、北寄りの傾向に変わっています。
このため、磁場強度は高まっていますが、
磁気圏への影響は小さく、
AE指数は小さい変化が見られる程度です。

27日周期の図を見ると、
太陽風の速度や磁場強度は、
前周期の10月4日のセクター切り替わり以降と
同様の変化になっています。
すると、磁場強度の高まりは今日くらいで終わって、
穏やかな状態に戻るかもしれません。

一方、SDO衛星AIA131の
コロナホールの影響もある程度やって来るかもしれません。

どちらも小さい変化だと思いますが、
どの様に展開するでしょうか。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。