宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:28)
今日、X3.1の大規模フレアが発生しました。
また、M4.0の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/25 13:06 C4.4
10:39 C4.0
05:48 X3.1
10/24 23:47 C5.1
18:57 C3.6
16:37 M4.0
15:22 C3.2
12:54 C3.6
11:33 C4.2
04:11 C3.3
02:45 C5.9
00:20 C4.6
10/23 18:44 M1.1
13:16 C3.7
06:02 C6.5
03:00 C9.5
02:30 C5.5
01:53 C5.8
00:51 M1.4

黒点 10/25 (NOAA)
磁場 フレア
2187 1 α ---
2192 62 βγδ X2
2193 3 β ---
2194 3 β ---
2195 6 β ---
2196 1 α ---
2197 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 388 -0.7
-2 h 401 -1.2
-4 h 422 -2.5
-6 h 433 -2.2
-8 h 416 +0.7
-10 h 422 -0.7
-12 h 434 -4.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -20 -/ -
-2 h -18 -/ -
-4 h -19 -/ -
-6 h -19 -/ -
-8 h -21 -/ -
-10 h -26 -/ -
-12 h -24 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^3
10/25 0.4 1x10^4
10/24 0.4 2x10^4
10/23 0.5 3x10^4
10/22 0.4 1x10^4
10/21 0.5 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
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Dst (京都大学)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/10/20 11:25 2192黒点群でX1.1の大規模フレアが発生しました。
2014/10/21 12:28 Mクラスのフレアが続いています。太陽風は高速になり、オーロラも強まっています。
2014/10/22 12:05 2192黒点群でM8.7のフレアが発生しました。太陽風は650km/秒の高速風になりました。
2014/10/23 13:45 2192黒点群でX1.6の大規模フレアが発生しました。19日のXフレアのHα写真をどうぞ。
2014/10/24 10:47 2192黒点群の活動は落ち着いて、フレアは減っています。
最新のニュース

2014/10/25 13:28 更新
2192黒点群でX3.1の大規模フレアが発生しました。

担当 篠原

今朝、25日6時(世界時24日21時)に、
2192黒点群でX3.1の大規模フレアが発生しました。
フレアの様子を、SDO衛星AIA131の動画で紹介します。
22日のX1.6に続く大規模フレアです。

2192黒点群は、依然大きな姿を保っていますが、
昨日の写真と比べると、黒点が少し小さくなっている様です。
今日もXフレアを起こしていますが、
全体としては弱まり始めているのかもしれません。

SOHO衛星のLASCOカメラでは、
Xフレアに伴うCMEの噴出は特に見られません。
地球への影響は、やって来ても小さそうです。

2192黒点群の活動には、引き続き注目して下さい。


太陽風は、速度は450km/秒から400km/秒に下がり、
磁場強度も5nTと、それぞれ平均的な値に戻っています。

磁場の南北成分は、南や北によく変化していて、
磁気圏の活動を強めています。
AE指数は、500nTから、
最大1300nTに達する大きな変化まで記録されています。
極域では活発なオーロラ活動が見られたのではないでしょうか。

27日周期の図では、太陽風はもう数日くらい、
現在の様な状況が続きそうです。
すると、磁気圏もある程度活発な変化が期待できそうです。



今日は鹿児島高専の文化祭です。
朝から部活動の展示の手伝いで忙しくしています。
X3のフレアが発生したにも関わらず、
記事の更新が遅れてしまい申し訳ありません。

個人的には、Hα望遠鏡で観察できないのが残念です。



2192黒点群で発生したX3.1の大規模フレア。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星による、2192黒点群の拡大写真。
(c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。