宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:25)
今日、C4.7の小規模フレアが発生しました。
また、X1.1の大規模フレアが昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/20 10:58 C2.8
09:50 C2.5
08:52 C2.5
02:20 C4.7
00:50 C3.9
10/19 21:07 C5.9
20:14 C4.2
13:05 X1.1
10:16 C5.7
05:34 C3.7
04:52 C6.7
03:59 C3.9
02:00 C2.7
00:59 C2.6
10/18 22:00 C2.6
16:07 M1.6
15:43 C3.7
09:54 C5.0
05:43 C1.9
04:19 C6.3
00:57 C2.3
00:34 C6.7

黒点 10/20 (NOAA)
磁場 フレア
2186 1 α ---
2187 7 β ---
2192 32 βγδ X1
2193 6 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:17 464 +2.4
-2 h 440 +0.5
-4 h 451 +4.2
-6 h 434 +3.5
-8 h 405 -4.1
-10 h 377 +0.5
-12 h 381 +0.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -12 -/ -
-2 h -7 -/ -
-4 h -9 -/ -
-6 h -13 -/ -
-8 h -13 -/ -
-10 h -12 -/ -
-12 h -16 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^3
10/20 0.6 1x10^3
10/19 0.5 1x10^3
10/18 0.5 2x10^2
10/17 0.4 4x10^1
10/16 0.4 3x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/10/15 11:29 太陽の東端の向こう側でMクラスのフレアが発生し、CMEも噴出しています。
2014/10/16 13:26 太陽は穏やかです。太陽風は平均的な状態で、磁気圏も静かです。
2014/10/17 11:38 太陽の東端でフレアが続いています。黒点も見え始めました。
2014/10/18 09:37 太陽の東端から2192黒点群が現れ、Cクラスのフレアを起こしています。
2014/10/19 10:46 2192黒点群の活動が続いています。磁気圏の活動もやや高まっています。
最新のニュース

2014/10/20 11:25 更新
2192黒点群でX1.1の大規模フレアが発生しました。

担当 篠原

昨日、19日13時(世界時19日4時)に、
太陽の東側の2192黒点群で、
X1.1の大規模フレアが発生しました。

フレアの様子をSDO衛星AIA131の動画で紹介します。
Xクラスのフレアは、
9月11日(世界時10日)のX1.6以来、40日ぶりの発生です。

SOHO衛星のLASCOカメラによると、
このフレアに伴うCMEの噴出は特に見られません。


可視光写真では、
2192黒点群は、大きく、複雑な姿を保っています。
磁場の構造もより複雑になっていて、
更にXクラスのフレアを発生させるかもしれません。

引き続き注目して下さい。


太陽風は、
速度が450km/秒と400km/秒の間をゆっくりと変化して、
やや高速の状態です。
磁場強度の高まりも続いていて、
10nTから8nTくらいの間を変化しています。

磁場の南北成分は、0nT付近を保ったり、
南に向いたり北に向いたりしています。
磁気圏の活動も、小規模ですが連続的に起きていて、
AE指数は250〜500nTの変化が続いています。


今後の太陽風には、
コロナホールの影響も重なってくるかもしれません。

SDO衛星AIA193の写真では、
縦に伸びているコロナホールは、
太陽の西側(右側)に半分ほど進んでいて、
影響が地球に到来する目安の位置に近づいています。



2192黒点群で発生したX1.1の大規模フレア。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星による、2192黒点群の拡大写真。
(c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。