宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:40)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/16 --- ---
7/15 --- ---
7/14 --- ---

黒点  7/16 (NOAA)
磁場 フレア
2113 4 β ---
2114 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:37 460 +1.8
-2 h 441 +0.0
-4 h 446 -0.4
-6 h 472 +1.5
-8 h 453 +0.3
-10 h 454 +0.6
-12 h 458 +1.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -10 -/ -
-2 h -9 -/ -
-4 h -9 -/ -
-6 h -9 -/ -
-8 h -8 -/ -
-10 h -8 -/ -
-12 h -7 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^1
7/16 0.3 2x10^1
7/15 0.3 5x10^1
7/14 0.4 3x10^1
7/13 0.4 2x10^1
7/12 0.4 2x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 7/11 14:04 太陽でM1.5の中規模フレアや、フィラメント噴出が発生しています。太陽風は平均的な状態です。
2014/ 7/12 13:40 太陽の活動は穏やかです。太陽風は360km/秒の低速風になっています。
2014/ 7/13 13:56 6月の黒点数は71.0でした。太陽風は低速ですが、磁気圏の活動が少し高まりました。
2014/ 7/14 12:11 太陽風は低速ですが、磁場強度がやや高まっています。
2014/ 7/15 12:38 太陽風磁場が強まりましたが、磁気圏は穏やかでした。
最新のニュース

2014/ 7/16 11:40 更新
太陽の黒点が1つだけと少なくなっています。太陽風はやや高速です。

担当 篠原

太陽面が急に寂しくなって来ましたが、
今日の写真では、
黒点が1つだけになっています。

太陽全体の可視光写真を掲載します。
西の端(右端)近くに小さい黒点が見えています。
この黒点は昨日までこの辺りに見えていた
2113黒点群とは別の黒点の様で、
昨夜から見える様になりました。

この黒点がなければ、無黒点の太陽になるところでした。
黒点相対数の記録では、
太陽が無黒点になったのは2011年8月14日が最後です。
この後、完全に黒点が消える様だと3年ぶりとなります。

11年周期で考えると、
太陽の黒点はこれから次第に少なくなっていきます。
今日の様に黒点の少ない日が増えてくるでしょう。


太陽はフレアの発生もなく、静かです。
X線のグラフは、強度も次第に下がっています。


太陽風は、昨日のニュースの後にゆっくりと速度が上がり、
450km/秒とやや高速の状態になっています。
27日周期の図を見ると、セクターの切り替わりが到来しています。
これに伴って、太陽風の様子が変わった様です。

磁場強度は5nTと平均的な値に下がって、落ち着いています。
磁場の南北成分は0nT付近で小さく変化していて、
時々、磁気圏で小さい変動が発生しています。

SDO衛星AIA193では、
南半球のコロナホールはちょうど太陽の中心線に来ています。
影響が及ぶ様になると、速度はもう一段高まるかもしれません。



SDO衛星による16日10時(世界時16日1時)の太陽の可視光写真。矢印の先に黒点が1つだけ見えている。
(c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。