宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:51)
昨日、C2.4の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/ 2 --- ---
6/ 1 10:26 C2.4
5/31 --- ---

黒点  6/ 2 (NOAA)
磁場 フレア
2073 1 α ---
2075 3 α ---
2077 8 βγ C1
2078 5 β ---
2079 1 α C2

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:45 302 -1.8
-2 h 297 -0.7
-4 h 286 +1.2
-6 h 291 -1.9
-8 h 294 -1.1
-10 h 301 -1.5
-12 h 300 -2.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -9 -/ -
-2 h -10 -/ -
-4 h -13 -/ -
-6 h -12 -/ -
-8 h -12 -/ -
-10 h -12 -/ -
-12 h -9 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^1
6/ 2 0.3 2x10^1
6/ 1 0.3 2x10^1
5/31 0.3 3x10^1
5/30 0.3 6x10^0
5/29 0.4 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 5/28 12:09 太陽風は300km/秒台前半の低速風です。太陽も静かになっています。
2014/ 5/29 13:27 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。プレアデス星団が消えていきました。
2014/ 5/30 13:48 太陽風の磁場が南向きに振れて、磁気圏の活動がやや高まりました。
2014/ 5/31 13:35 太陽風磁場が南向きに強まって、磁気圏の活動が高まりました。
2014/ 6/ 1 11:55 太陽風は一段と低速になっています。太陽の東端で小規模フレアが起きています。
最新のニュース

2014/ 6/ 2 11:51 更新
太陽風は300km/秒前後の低速風になっています。太陽も穏やかです。

担当 篠原

太陽風は、更に速度(ACE衛星の黄色線)が下がって、
290〜300km/秒付近とかなり遅くなっています。
磁場強度(白線)は、5nTと平均的な値に戻りました。

磁場の南北成分(赤線)は、0nT付近を小さく変化しています。
低速という状況もあり、磁気圏は静穏です。
今日のAE指数は、
データエラーのためにグラフ全体が少し太くなっていますが、
磁気圏の擾乱によるグラフの増減は、ほとんど見られません。


SDO衛星AIA193では、
南半球の高緯度域のコロナホールが見やすくなってきました。
今日の写真では、太陽の左下に
薄暗い領域の広がりとして見つけることができます。

このコロナホールは、27日前(5月6日)にも見られ、
その時の太陽風には、400km/秒程度の
小さい速度の高まりが来ました(5月11〜12日)。

今回のコロナホールは、前回よりも薄くなっていて、
影響は弱まるかもしれません。
27日周期の図を参考にすると、
6月7〜8日頃に太陽風速度が少し高まる可能性があります。


太陽は、昨日現れていた新しい黒点群に、
2078群、2079群と番号が付いています。

しかし、その後に目立ったフレアの発生はなく、
太陽は穏やかです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。