宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:27)
昨日、C1.7の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/29 --- ---
5/28 11:07 C1.7
5/27 23:03 C4.9
04:52 C1.6
00:52 C2.1

黒点  5/29 (NOAA)
磁場 フレア
2069 1 α ---
2071 1 α C1
2073 11 β ---
2075 2 α ---
2076 7 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:17 337 +2.2
-2 h 340 +1.0
-4 h 345 +1.1
-6 h 347 -0.9
-8 h 338 +1.5
-10 h 339 +1.0
-12 h 329 -1.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -6 -/ -
-2 h -4 -/ -
-4 h -5 -/ -
-6 h -6 -/ -
-8 h -7 -/ -
-10 h -9 -/ -
-12 h -8 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 8x10^1
5/29 0.4 1x10^2
5/28 0.3 6x10^2
5/27 0.3 4x10^2
5/26 0.4 5x10^2
5/25 0.4 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 5/24 12:46 太陽風は500km/秒の高速風になり、オーロラの活発な活動も発生しました。
2014/ 5/25 13:56 太陽風速度の高まりは終わりました。M1.2の中規模フレアが発生しました。
2014/ 5/26 12:07 太陽風は平均的な速さです。カナダのオーロラをどうぞ。
2014/ 5/27 12:56 太陽風は320km/秒に下がり、低速風に変わっています。太陽も比較的穏やかです。
2014/ 5/28 12:09 太陽風は300km/秒台前半の低速風です。太陽も静かになっています。
最新のニュース

2014/ 5/29 13:27 更新
太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。プレアデス星団が消えていきました。

担当 篠原

SOHO衛星LASCO C3カメラの右上の端から、
プレアデス星団(すばる)が消えていきました。
2週間前の5月13日に姿を現して以来、
少しずつ横に移動して行き、
今日の昼にとうとう消えていきました。

最後の写真の下半分には、
おうし座の頭部にあたる、
V字を左に傾けた様な星の並びが見えています。
その中の一番明るい星は、アルデバランという一等星です。

プレアデス星団がSOHOの写真を通り過ぎると、
いよいよ初夏を迎える感じがします(鹿児島では)。



太陽風の速度は、340km/秒のままほとんど変わらず、
低速風が安定して続いています。
磁場強度も、5nTと平均的な状態が続いています。

磁場の南北成分は、南北に小さく振れている程度で、
速度が遅いこともあり、磁気圏は穏やかです。
AE指数はほとんど変化が見られません。


太陽では、中央部の少し右下に2076黒点群が出現しています。
B7の小さいフレアを起こしていますが、
活動的な様子ではありません。

その他にも特にフレアは起きていないのですが、
GOES衛星のX線写真では、
東端(左端)の向こう側の活動的な領域がちらちらと見えています。
今後、どのような領域が姿を現すでしょうか。




SOHO衛星LASCO C3カメラの右上端からプレアデス星団(すばる)消えていきました。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。