宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:41)
今日、C4.8の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/28 05:19 C4.8
3/27 --- ---
3/26 --- ---

黒点  3/28 (NOAA)
磁場 フレア
2010 17 βγ C5
2014 35 βγ C2
2017 16 β ---
2018 9 β ---
2019 3 β ---
2020 5 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:37 438 +5.5
-2 h 426 +4.3
-4 h 413 +5.5
-6 h 395 +3.7
-8 h 383 -2.4
-10 h 395 -3.2
-12 h 394 -2.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 -14 -/ -
-2 h -15 -/ -
-4 h -19 -/ -
-6 h -24 -/ -
-8 h -25 -/ -
-10 h -25 -/ -
-12 h -25 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 8x10^0
3/28 0.4 1x10^1
3/27 0.4 7x10^0
3/26 1.1 2x10^1
3/25 1.1 1x10^1
3/24 0.3 1x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 3/23 08:47 太陽風は500km/秒の高速風になっています。磁気圏は穏やかです。
2014/ 3/24 12:56 高速太陽風が続いています。太陽ではCMEが発生しています。アラスカのオーロラをどうぞ。
2014/ 3/25 14:43 太陽風の速度は下がり、やや低速です。フレアも少なくなっています。
2014/ 3/26 12:45 今朝、太陽風の乱れが到来しました。活発なオーロラも発生しています。
2014/ 3/27 12:12 太陽風は平均的な速度に下がっています。太陽は穏やかです。フィンランドのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2014/ 3/28 10:41 更新
太陽風磁場が南寄りになり、磁気圏の活動がやや高まりました。

担当 篠原

昨日のニュースの後、
太陽風磁場の南北成分は南向きに切り替わり、
-3nTほどの弱い南向きが半日ほど続きました。
速度は、400km/秒と平均的な状態でした。
このため、磁気圏ではAE指数300〜500nTと
小規模の活動が連続的に発生しました。

太陽風の磁場は、
28日3時(世界時27日28時)頃から北向きに切り替わり。
以降は、磁気圏も穏やかになっています。

現在の太陽風の速度は、
440km/秒とやや高くなっています。
しかし、太陽風は基本的には穏やかな状態が続きそうです。


太陽では、南西の端(右下)に近づいた2010黒点群で、
28日5時半(世界時27日20時半)にC4.8と
少し大きい小規模フレアが発生しています。

目立った活動はこの程度で、太陽は概ね穏やかです。
黒点も西半球側(右半分)だけになり、
太陽面はやや寂しくなっています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。