宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:46)
今日、C6.1の小規模フレアが発生しました。
また、M1.3の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/16 02:07 C6.1
3/15 09:21 C3.1
3/14 19:07 C5.0
14:46 C4.7
13:28 C2.4
12:03 C4.1
04:03 M1.3

黒点  3/16 (NOAA)
磁場 フレア
1998 1 α C1
2000 1 α ---
2002 33 β C3
2003 13 βγ C6
2005 1 α ---
2006 10 β ---
2007 1 α ---
2008 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:36 385 -0.9
-2 h 394 +0.7
-4 h 389 +0.2
-6 h 389 +0.5
-8 h 390 -1.3
-10 h 385 +0.9
-12 h 394 +1.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -11 -/ -
-2 h -11 -/ -
-4 h -12 -/ -
-6 h -12 -/ -
-8 h -10 -/ -
-10 h -9 -/ -
-12 h -10 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^0
3/16 0.4 8x10^0
3/15 0.3 6x10^0
3/14 0.4 5x10^0
3/13 0.3 1x10^2
3/12 0.3 8x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
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セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 3/11 13:04 Mクラスを含むフレアの発生が活発に続いています。太陽風は低速で穏やかです。
2014/ 3/12 12:27 太陽のフレアの発生は続いています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2014/ 3/13 12:31 M9.3と大きい中規模フレアが発生しました。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2014/ 3/14 12:47 太陽のフレアは少なくなっています。太陽風は高速風に変わりました。
2014/ 3/15 12:50 太陽風は平均的な速度に戻っています。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2014/ 3/16 12:46 更新
太陽は穏やかになりそうです。太陽風は平均的な状態が続いています。

担当 篠原

太陽の西に没しかけた2003黒点群で、
昨夕、15日18時半(世界時15日9時半)にC5.0、
深夜、16日2時(世界時15日17時)にC6.1の
小規模フレアが発生しています。

可視光写真では、2003群は太陽の端ぎりぎりに達していて、
すぐに見えなくなりそうです。
このため、太陽のフレアの発生は少なくなりそうです。


太陽風の速度は、昨日より400km/秒前後と
平均的な速さで安定しています。
磁場強度も4nT程度と平均的な状態で、
穏やかな太陽風が続いています。

磁場の南北成分は比較的北寄りです。
このため、磁気圏も概ね静穏で、
オーロラの活動度を示すAE指数のグラフは、
ほとんどの時間帯で変化が見られません。


SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真で
太陽の南北に見えていたコロナホールは、
太陽の西側(右側)にだいぶ移動しています。
今日、明日くらいに弱い影響が見られるかもしれませんが、
それがなければ穏やかな太陽風がしばらく続きそうです。



今日から水曜日まで、研究会に参加するため福岡に行きます。
3日ほど更新が不安定になります。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。