宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:50)
今日、C3.1の小規模フレアが発生しました。
また、M9.3の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/15 09:21 C3.1
3/14 19:07 C5.0
14:46 C4.7
13:28 C2.4
12:03 C4.1
04:03 M1.3
3/13 07:29 M9.3
02:16 C4.8

黒点  3/15 (NOAA)
磁場 フレア
1998 5 β ---
2002 33 βγ C3
2003 12 βγ C5
2005 1 α ---
2006 9 β ---
2007 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:47 407 +0.6
-2 h 417 -1.1
-4 h 416 -1.1
-6 h 422 +1.1
-8 h 430 +1.4
-10 h 417 +2.3
-12 h 422 +3.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -12 -/ -
-2 h -11 -/ -
-4 h -9 -/ -
-6 h -9 -/ -
-8 h -8 -/ -
-10 h -9 -/ -
-12 h -11 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^0
3/15 0.3 6x10^0
3/14 0.4 5x10^0
3/13 0.3 1x10^2
3/12 0.3 8x10^1
3/11 0.3 9x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 3/10 15:01 太陽でMクラスのフレアが4回発生しています。太陽風は低速です。
2014/ 3/11 13:04 Mクラスを含むフレアの発生が活発に続いています。太陽風は低速で穏やかです。
2014/ 3/12 12:27 太陽のフレアの発生は続いています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2014/ 3/13 12:31 M9.3と大きい中規模フレアが発生しました。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2014/ 3/14 12:47 太陽のフレアは少なくなっています。太陽風は高速風に変わりました。
最新のニュース

2014/ 3/15 12:50 更新
太陽風は平均的な速度に戻っています。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

ロシア・ムルマンスクの福島さんより、
13日に撮影されたオーロラの写真をいただきました。
ムルマンスク州中部のモンチェゴルスク市で、
マトヴェエフ・イーゴリ氏により撮影されたオーロラです。
街の上空を色鮮やかなオーロラの光が飾っています。

ムルマンスク州は曇天が続いていて、
州各地のオーロラ写真家たちはため息をついている状況だそうです。
送っていただいた写真もオーロラは雲の間です。
それだけに、撮影した方にとってうれしい一枚だったでしょう。

春分も近づいて、その点でも一層貴重な写真ですね。
どうもありがとうございます。


500km/秒台に速度が上がっていた太陽風は、
昨夜くらいからゆっくりと速度が下がり、
現在は400km/秒と平均的な状態に戻っています。
10nT近くに上がっていた磁場強度も、
既に5nTに下がっています。

太陽風の強まりは、一日程度の短時間の変化で終わりました。


オーロラの活動度を示すAE指数のグラフは、
太陽風が強まっていた前半は小規模の変化が起きていますが、
太陽風が穏やかになった後半はほとんど変化していません。

太陽風磁場の南北成分は、0nT付近で小さく変化していて、
磁気圏が概ね穏やかななのは、このためです。

SDO衛星AIA193では、
南北の中緯度くらいにコロナホールがあります。
どちらも西半球に回っていったくらいのところにあり、
この後の太陽風に、ある程度の影響が見られるかもしれません。


太陽は、西端の1996黒点群でC4.1、C2.4、C5.0と
小規模フレアの発生が続きましたが、
黒点群は既に裏側に回っています。

こちら側の2003群ではC4.7、2002群でC3.1が起きています。
また、東端の向こう側にも活動的な領域があるようです。




マトヴェエフ・イーゴリ氏により、ムルマンスク州中部のモンチェゴルスク市で13日に撮影されたオーロラ。
(c) 福島留美氏、マトヴェエフ・イーゴリ氏


マトヴェエフ・イーゴリ氏により、ムルマンスク州中部のモンチェゴルスク市で13日に撮影されたオーロラ。
(c) 福島留美氏、マトヴェエフ・イーゴリ氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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