宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:31)
昨日、C3.6の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/22 --- ---
1/21 06:54 C3.6
1/20 15:22 C2.8
11:09 C3.4

黒点  1/22 (NOAA)
磁場 フレア
1952 1 α ---
1955 2 α ---
1957 12 βγ ---
1958 4 β ---
1959 14 βγ C3
1960 2 α ---
1961 10 β ---
1963 4 β C4
1964 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:27 495 +4.8
-2 h 479 +0.7
-4 h 473 +1.0
-6 h 454 +3.8
-8 h 395 +3.4
-10 h 362 -3.6
-12 h 335 -3.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -9 -/ -
-2 h -10 -/ -
-4 h -10 -/ -
-6 h -9 -/ -
-8 h -17 -/ -
-10 h -11 -/ -
-12 h -12 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^1
1/22 0.4 9x10^1
1/21 0.3 3x10^2
1/20 0.4 4x10^2
1/19 0.3 9x10^2
1/18 0.4 5x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 1/17 12:49 太陽風は低速風になりつつあります。太陽の東端で小規模フレアが起きました。
2014/ 1/18 10:21 太陽の南東端でCクラスのフレアが続いています。太陽風は低速です。
2014/ 1/19 11:01 Cクラスのフレアが続いています。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
2014/ 1/20 11:49 フレアの発生は少なくなっています。太陽風の速度は280km/秒まで下がりました。
2014/ 1/21 13:19 太陽の東側でCクラスフレアが起きています。太陽風は低速の状態です。
最新のニュース

2014/ 1/22 12:31 更新
太陽風の速度が500km/秒に上がり、高速太陽風が到来しています。

担当 篠原

今日未明、22日1時(世界時21日16時)頃から、
太陽風の速度がゆっくりと上昇を始めました。
今朝の段階で470km/秒とやや高速の風になり、
昼には500km/秒台に上がって、高速の風になっています。
今回は、コロナホールの影響が地球へ到来した様です。

磁場強度は、昨日の7nTから、
速度が上昇した頃に一時的に12nTに強まりましたが、
現在は再び7nTほどに戻っています。

太陽風磁場の南北成分は、速度が高まるまでは南寄りでしたが、
その後は0nT付近で変化するようになっています。
このため、AE指数のグラフは、
速度が上がるまでは小規模の活動が続いていましたが、
高速風が始まった後半は、むしろ静かになっています。

この変化の最後の山にあたる、
世界時21日20時頃のオーロラの様子を、
ノルウェー・トロムソの全天カメラで紹介します。


高速太陽風は、27日前の前周期には見られなかったので、
継続時間などで前周期の変化を参考にすることができません。
コロナホールの規模から考えると、2日間くらいでしょうか。
この後も太陽風データの変化に注目して下さい。


太陽は、昨日、東の端から現れた黒点群に、
1963、1964群と番号が付きました。
今日は、さらにその向こうからも黒点が上がってきています。

フレアの発生は減って、
南西(右下)の1952黒点群でC2.9の小規模フレアが起きた程度です。

一方、太陽の東端では小さい活動が何度も起きていて、
ある程度のにぎやかさも続いています。



ノルウェー・トロムソの全天カメラにより撮影されたオーロラの活動。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。