宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:21)
今日、C8.9の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/18 04:16 C7.1
01:03 C8.9
1/17 22:55 C7.2
18:15 C6.0
17:23 C2.2
12:58 C3.2
11:15 C3.1
06:15 C6.2
00:09 C2.8
1/16 --- ---

黒点  1/18 (NOAA)
磁場 フレア
1948 1 α ---
1949 2 α ---
1952 3 β ---
1953 3 β C3
1955 1 α ---
1956 2 α ---
1957 2 β ---
1958 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:17 334 -1.7
-2 h 346 -2.0
-4 h 347 -1.6
-6 h 356 -1.7
-8 h 361 -1.1
-10 h 363 -0.9
-12 h 359 +0.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^2
1/18 0.4 5x10^2
1/17 0.3 5x10^2
1/16 0.4 4x10^2
1/15 0.5 3x10^2
1/14 2.0 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 1/13 09:32 高速太陽風が到来し、速度は600km/秒台後半に上がっています。
2014/ 1/14 12:17 太陽風は900km/秒近い非常に高い速度になりました。現在も600km/秒台を保っています。
2014/ 1/15 11:29 太陽風は570km/秒と高速の状態が続いています。太陽は穏やかです。
2014/ 1/16 10:03 高速風は終わり、太陽風は平均的な速度に戻りました。太陽も穏やかです。
2014/ 1/17 12:49 太陽風は低速風になりつつあります。太陽の東端で小規模フレアが起きました。
最新のニュース

2014/ 1/18 10:21 更新
太陽の南東端でCクラスのフレアが続いています。太陽風は低速です。

担当 篠原

昨日に続き、太陽の南東端(左下)でフレアが活発に起きています。
17日18時(世界時17日9時)にC6.0、
17日23時(世界時17日14時)にC7.2、
18日1時(世界時17日16時)にC8.9、
18日4時(世界時17日19時)にC7.1と、
大きめのCクラスフレアを次々と起こしています。
X線のグラフは、変化でにぎやかになっています。

活動の様子を、SDO衛星AIA131の動画で紹介します。
太陽の端の領域で、激しい輝きが何度も起きています。
活動の全体が見えている様ではないので、
フレアの規模は本当はもう一段大きいのかもしれません。

太陽の可視光写真では、南東の端に新しい黒点が姿を現しています。
引き続き、この領域のフレアの活動に注目して下さい。


太陽風は、更に速度が下がって、
現在は340km/秒とすっかり低速の風になっています。
磁場強度は、3〜4nTとやや回復しています。

磁場の南北成分は、ACEの図の後半から
振れ幅は小さいですが南寄りに変わっています。

このため磁気圏の活動も、AE指数のグラフの後半から、
規模は小さいですが変化が見られるようになっています。


27日周期の図の前周期の変化を参考にすると、
太陽風は、低速の穏やかな風が続きそうです。

一方、SDO衛星AIA131の太陽コロナ写真では、
北半球の高緯度側にコロナホールがあり、
4日後くらいに影響がやって来るかもしれません。




今日は全国でセンター試験が行われていますが、
鹿児島高専も推薦入試の日です。
これから試験監督に行ってきます。



SDO衛星AIA133カメラによる、太陽の南東端の活発なフレアの様子。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。