宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:17)
今日、C5.0の小規模フレアが発生しました。
また、X1.1の大規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/12 06:33 C4.3
01:57 C5.0
11/11 22:15 C4.8
19:44 M2.4
19:00 C2.3
09:26 C7.8
11/10 21:47 C3.1
18:18 C3.2
13:50 X1.1
12:30 C3.0
07:36 C2.2

黒点 11/12 (NOAA)
磁場 フレア
1890 29 βγδ X1
1893 4 β C2
1895 2 β C3
1896 1 α ---
1897 7 β M2
1898 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:07 425 +3.5
-2 h 454 -0.2
-4 h 452 +0.7
-6 h 483 +2.1
-8 h 472 +3.4
-10 h 499 +0.5
-12 h 516 -3.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -14 -/ -
-2 h -15 -/ -
-4 h -13 -/ -
-6 h -14 -/ -
-8 h -16 -/ -
-10 h -22 -/ -
-12 h -21 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 4x10^2
11/12 1.1 1x10^3
11/11 1.4 4x10^3
11/10 1.2 1x10^2
11/ 9 1.6 1x10^1
11/ 8 1.0 1x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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STEREO (STEREO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/11/ 7 13:49 太陽のフレア活動は続いていて、Mクラスフレアが3回発生しています。
2013/11/ 8 13:12 太陽では小中規模のフレアが続いています。シベリア上空のオーロラをどうぞ。
2013/11/ 9 11:45 X1.1の大規模フレアが発生しました。また、高速太陽風が到来しそうです。
2013/11/10 07:08 太陽風は600km/秒の高速風になっています。磁気圏の活動も高まりました。
2013/11/11 11:56 X1.1の大規模フレアが発生しました。タスマニア島のオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2013/11/12 13:17 更新
東端から1897黒点群が現れています。高速の太陽風は終わりそうです。

担当 篠原

太陽の東端から、
1895黒点群に続いて1897黒点群が大きな姿を現しました。
SDO衛星の可視光カメラによる拡大写真を掲載します。
この黒点群では、昨夜、11日20時(世界時11日11時)に、
M2.4の中規模フレアが発生しています。

この領域を含む太陽の東端の様子を、
SDO衛星AIA304の動画で見て下さい。
ダイナミックな変化があちこちで起きています。
この領域の今後の活動に注目して下さい。

一方、西側に進んだ1890黒点群では、
C4.8、C5.0の小規模フレアが発生していますが、
黒点の見え方としては、次第に小さくなっている様です。


太陽風は、昨日の500km/秒から速度の低下が続き、
そろそろ400km/秒と平均的な速度に戻りそうな様子です。
高速風は2日半くらいで終わりになりそうです。

太陽風の磁場強度は、6〜7nTとやや強まった状態がまだ続いています。
南北成分は南向きから、北寄りに変わり、
それにつれて、磁気圏の活動も活発から穏やかへと変わっています。
AE指数のグラフは、前半は700〜800nTと活発な変化が続いていますが、
後半は小さくなって静かになっています。


SDO衛星AIA193を見ると、太陽の北半球の中緯度域に、
コロナホールが大きく広がっています。
このコロナホールは、27日前にもありましたが、
今回は広がりが増しています。
15〜16日くらいの太陽風に、影響が見られるかもしれません。



SDO衛星可視光カメラによる、太陽の東端から現れた1897黒点群。
(c) SDO (NASA)


太陽の東端の活発な活動の様子。下側の活動的な領域は1897黒点群。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。