宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:06)
今日、C1.6の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/29 04:54 C1.6
7/28 21:00 C3.2
14:52 C2.3
7/27 --- ---

黒点  7/29 (NOAA)
磁場 フレア
1800 14 βγ C3
1801 1 α ---
1805 9 β C1
1806 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:56 415 -1.2
-2 h 426 -1.1
-4 h 436 -1.2
-6 h 430 -1.5
-8 h 450 +0.5
-10 h 436 +1.3
-12 h 460 -0.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -15 -/ -
-2 h -15 -/ -
-4 h -15 -/ -
-6 h -15 -/ -
-8 h -16 -/ -
-10 h -16 -/ -
-12 h -18 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 8x10^2
7/29 0.2 1x10^3
7/28 0.3 2x10^3
7/27 0.3 8x10^2
7/26 0.3 5x10^3
7/25 0.3 5x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 7/24 11:27 太陽風の速度は350km/秒と低速です。太陽の活動も静かです。
2013/ 7/25 11:30 太陽風は低速で安定し、磁気圏も静穏です。SOHO衛星のカメラに「かに座」が写っています。
2013/ 7/26 12:44 コロナホールの影響が始まり、太陽風の速度は500km/秒に上がっています。
2013/ 7/27 10:02 500km/秒台の高速太陽風が続いています。磁気圏はやや活動的です。
2013/ 7/28 08:54 高速風は終わり、太陽風は420km/秒に下がっています。太陽は穏やかです。
最新のニュース

2013/ 7/29 13:06 更新
太陽風は40km/秒台と穏やかです。Cクラスのフレアが増えています。

担当 篠原

太陽風は、400km/秒台前半と平均的な速さが続いています。
磁場強度も5nTで安定していて、こちらも平均的な値です。

磁場の南北成分は、小さい振幅で多少南寄りになっています。
この影響か、AE指数は200〜300nTくらいの小さい変化が
時々発生しています。


太陽風は、このまま穏やかな状態が続きそうですが、
SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、
北半球の高緯度側に三角形に見えるコロナホールが現われています。
太陽の自転周期(27日)で1回分の7月2日と、
2回分の6月5日のコロナホールの様子と比べてみて下さい(1枚目の写真)。

すると、形が変化しているとともに、位置も次第に左側に動いています。
前周期、前々周期の太陽風には、
このコロナホールの影響は特にありませんでしたが、
こうして変化していくうちに、
影響が地球に到来するようになるかもしれません。
今回は、影響がやって来るなら5日後くらいでしょう。


太陽は、C1〜3と規模は小さいですが、
Cクラスのフレアが7回発生してます。
太陽の右端に近づいている1800黒点群と、1805黒点群です。

黒点の見え方には特に変化はありませんが、
活動度が少し上がっている様です。




SDO衛星のAIA193カメラによる、コロナホールの長期変化。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。