宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:20)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/17 --- ---
6/16 --- ---
6/15 --- ---

黒点  6/17 (NOAA)
磁場 フレア
1768 7 β ---
1769 2 α C1
1770 1 α ---
1772 10 β ---
1773 8 β ---
1774 2 β C1
1775 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:07 323 -2.2
-2 h 332 -1.7
-4 h 335 -2.1
-6 h 345 +0.0
-8 h 352 +0.8
-10 h 339 +0.1
-12 h 336 +2.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 8 -/ -
-2 h 2 -/ -
-4 h 5 -/ -
-6 h -3 -/ -
-8 h 6 -/ -
-10 h -3 -/ -
-12 h 12 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^3
6/17 0.3 2x10^3
6/16 0.4 2x10^3
6/15 0.4 2x10^3
6/14 0.3 2x10^3
6/13 0.3 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 6/12 11:28 太陽は静かです。太陽風の速度は440km/秒に少し上がっています。
2013/ 6/13 11:27 太陽のフレア活動は静かです。太陽風は400km/秒と平均的な状態です。
2013/ 6/14 12:26 太陽の東から2つの黒点群が現れました。太陽風は低速になり、磁気圏も静かです。
2013/ 6/15 12:21 太陽風は320km/秒と低速になっています。太陽の東から黒点が更に現われています。
2013/ 6/16 14:40 太陽の東側に黒点群が7つ見えています。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
最新のニュース

2013/ 6/17 12:20 更新
太陽は黒点がにぎやかに見えています。太陽風は低速で、磁気圏も静かです。

担当 篠原

太陽の東側の黒点群たちは、少しずつ形を変えながら西へ進んでいます。
SDO衛星可視光カメラによる拡大写真を掲載します。
昨日や一昨日の写真と見比べて下さい。

1771黒点群は、昨日の写真でもほぼ見えなくなっていましたが、
今日の黒点群リストからは外れていました。
一方、1775黒点群の左上には、新しい黒点群が見えています。
しばらくにぎやかな太陽が見られそうです。

X線のグラフでは、Bクラスの小さな変化は多く発生していますが、
Cクラスに達したのは、
16日19時(世界時16日10時)に1769群で発生したC1.0だけです。

黒点は多数ありますが、フレアの活動度はそれほど高くはありません。
引き続き、発達の様子などに注目してください。


太陽風は、340km/秒を前後して、低速の風が続いています。
磁場強度も、5nTと平均的なレベルで安定しています。
穏やかな太陽風が続いています。

磁気圏の活動も静かで、
AE指数は全く変化していません。

太陽風は、もうしばらくは穏やかな状態が続きそうですが、
SDO衛星AIA193やGOES衛星のX線写真を見ると、
細長いコロナホールが太陽の中心を南北に伸びています。
明後日以降に、多少の影響が見られるかもしれません。


また、27日周期の図の前周期の変化は、
5月22日のフレアによる太陽風の乱れ(5月24日に到来)と、
コロナホールによる高速風が重なって、
大きな乱れが長い期間続いています。

27日の周期性から今後の変化を予想する場合、
フレアに周期性はないため、
この影響を除いて考える必要があります。



太陽の東側の黒点群たち。
(c) SDO (NASA)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。