宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:40)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/16 --- ---
6/15 --- ---
6/14 --- ---

黒点  6/16 (NOAA)
磁場 フレア
1768 6 β ---
1769 2 β C1
1770 1 α ---
1771 1 α ---
1772 8 β ---
1773 1 α ---
1774 1 β C1
1775 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:36 335 +0.4
-2 h 341 +3.3
-4 h 340 +2.4
-6 h 340 +0.6
-8 h 356 -1.0
-10 h 354 -1.6
-12 h 343 +1.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
14:30 2 -/ -
-2 h 7 -/ -
-4 h -2 -/ -
-6 h -3 -/ -
-8 h -1 -/ -
-10 h 3 -/ -
-12 h 2 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 9x10^2
6/16 0.4 2x10^3
6/15 0.4 2x10^3
6/14 0.3 2x10^3
6/13 0.3 2x10^3
6/12 0.3 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
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TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 6/11 13:04 太陽は1765黒点群だけ見えています。太陽風は300km/秒台後半とやや低速です。
2013/ 6/12 11:28 太陽は静かです。太陽風の速度は440km/秒に少し上がっています。
2013/ 6/13 11:27 太陽のフレア活動は静かです。太陽風は400km/秒と平均的な状態です。
2013/ 6/14 12:26 太陽の東から2つの黒点群が現れました。太陽風は低速になり、磁気圏も静かです。
2013/ 6/15 12:21 太陽風は320km/秒と低速になっています。太陽の東から黒点が更に現われています。
最新のニュース

2013/ 6/16 14:40 更新
太陽の東側に黒点群が7つ見えています。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。

担当 篠原

一昨日のニュースでも紹介しましたが、
今度は太陽の南の端から雄大なプロミネンスの噴出が発生しました。
SDO衛星AIA304による動画をご覧ください。
今回の噴出では、奥に向かってループが伸びている様に見えます。

太陽の南東の端から更に黒点が姿を現しています。
昨日の1769、1770、1771、1772黒点群に加えて、
1774、1775群が新しく現れました。
赤道付近の1773群と合わせて、7つの黒点群が東端に集まっています。
SDO衛星可視光カメラの拡大写真を掲載します。

フレアの活動は、C1以下の小さな変動ばかりですが、
あちこちの黒点群で発生するようになっています。
活動の規模が高まって行くかどうか注目してください。


太陽風は、昨日のニュースの後、350km/秒に少し上がり、
そのまま安定しています。
低速の風であることに変わりはありません。

磁場強度も、5nTと平均的な値で安定しています。
南北成分は比較的北寄りに変わり、
磁気圏の活動は小さくなっています。
AE指数は200nTの変化が見られる程度です。

太陽風は、この後も穏やかな状態が続きそうです。

SDO衛星AIA193の写真では、
太陽の中央部の南半球側に細長いコロナホールがありますが、
前周期よりも小さくなっていて、影響は小さそうです。



SDO衛星AIA304による、太陽の南の端で発生したプロミネンスの噴出。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の東端に現れた黒点群たち。
(c) SDO (NASA)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。