宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:58)
昨日、C1.8の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/ 5 --- ---
6/ 4 02:23 C1.8
6/ 3 16:03 C9.5

黒点  6/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
1759 1 α ---
1762 10 βγδ M1
1763 3 β ---
1764 5 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:45 524 -0.4
-2 h 542 +1.0
-4 h 549 -1.9
-6 h 597 +0.1
-8 h 565 +1.1
-10 h 563 +0.7
-12 h 554 +2.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 0 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h 0 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^4
6/ 5 0.4 3x10^4
6/ 4 0.3 2x10^4
6/ 3 0.4 5x10^3
6/ 2 0.3 1x10^3
6/ 1 0.3 3x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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Dst予測 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 5/31 11:31 太陽風は350km/秒の低速風です。明日くらいから高速風が到来する可能性があります。
2013/ 6/ 1 13:04 太陽風の乱れが到来して、磁場が大きく南に振れています。磁気圏活動も強まっています。
2013/ 6/ 2 12:11 太陽風の速度は700km/秒へ上昇しています。磁気圏の活動は弱まっています。
2013/ 6/ 3 09:50 700km/秒台の高い速度の太陽風が続いています。磁気圏も中規模の活動が続いています。
2013/ 6/ 4 12:12 600km/秒台の高速太陽風が続いています。太陽ではC9.5のフレアが発生しています。
最新のニュース

2013/ 6/ 5 11:58 更新
高速太陽風は続いていますが、速度は520km/秒に下がりました。

担当 篠原

太陽風の速度は、ゆっくりと低下が続いています。
昨日の620km/秒から現在は520km/秒と、
1日で100km/秒ほど下がりました。
それでも今回は上がり方が大きかったので、
通常(400km/秒程度)よりも高速の風がまだ続いています。

太陽風の磁場強度は、3nTと弱まった値で安定しています。
南北成分の変化も小さく、
速度が下がってきたことも重なって、磁気圏の変化は小さくなっています。
AE指数は、500nTの変化が時々発生している程度です。


SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
高速風に関係していたと思われるコロナホールは、
西に去って写真では見えなくなっています。
高速の太陽風も、今日から明日くらいで終りそうです。

一方、今日の写真では、太陽の中央付近と北半球の高緯度側に
2つのコロナホールが見えています。
中央のコロナホールは、27日前の太陽にもあり、
その頃よりも濃さを増しています。

27日周期の図を見ると、
前周期の太陽風には特に影響は見られなかったのですが、
今回はどうなるでしょうか。
多少の変化が見られるかもしれません。
4日後の9日前後の太陽風に注目して下さい。


放射線帯の高エネルギー電子は、今日にかけて一段と強まり、
赤線のGOES15は30,000に増え、
青線のGOES13も10,000に達しています。


太陽は、昨日のニュース以降、Cクラスに達する変化はなく、
1762黒点群の活動度も特に強まってはいません。

西側で1761黒点群が再び見えるようになり、
東側で小さな黒点が出現していますが、
全体的には穏やかです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。