宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:45)
昨日、C2.1の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/20 --- ---
2/19 19:25 C2.1
2/18 00:45 M1.9
00:15 C2.5

黒点  2/20 (NOAA)
磁場 フレア
1671 3 β ---
1673 24 β ---
1675 3 β M2
1676 1 α ---
1677 1 α ---
1678 14 βγδ C2
1679 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:37 367 +0.4
-2 h 365 +2.8
-4 h 360 -0.3
-6 h 375 +3.6
-8 h 371 +2.1
-10 h 361 +1.0
-12 h 365 -0.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 3 -/ -
-2 h -5 -/ -
-4 h -2 -/ -
-6 h -5 -/ -
-8 h -9 -/ -
-10 h -11 -/ -
-12 h -20 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^1
2/20 0.3 2x10^1
2/19 0.4 1x10^1
2/18 0.3 2x10^1
2/17 0.3 4x10^2
2/16 0.3 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 2/15 10:16 太陽風磁場の南向きが続き、オーロラの活動も続きました。海の上からのオーロラ写真をどうぞ。
2013/ 2/16 13:07 太陽風の速度は320km/秒と低速です。昨日に続くノルウェーのオーロラ写真をどうぞ。
2013/ 2/17 12:46 太陽風の一時的な乱れが到来しました。太陽に新しい黒点群が現れています。
2013/ 2/18 14:25 M1.9の中規模フレアが発生しました。STEREO Behind衛星で地球と水星が近づいて見えています。
2013/ 2/19 12:15 太陽風は低速で安定しています。太陽は、黒点は目立っていますが穏やかです。
最新のニュース

2013/ 2/20 12:45 更新
1687黒点群が発達して、フレア活動が強まるかもしれません。ムルマンスクのオーロラ写真をどうぞ。

担当 篠原

ロシア・ムルマンスクの福島さんより、
2月19日に、ジガーノフ・ヴァレンチン氏により撮影された
オーロラの写真をいただきました。

ムルマンスク州中部の町キーロフスク市で開かれている
期間限定の雪と氷のテーマパーク「雪の村(Снежная деревня)」
の上空に出現したオーロラだそうです。
雪像の冷たそうな質感とオーロラの光の色が合っていて、とてもいい雰囲気です。
南国に住んでいると、こういう景色には強くあこがれてしまいます。

北の国ならではのお祭りの様子をどうもありがとうございます。


太陽風は、340km/秒から360km/秒へ少しだけ速度が上がっています。
磁場強度は小さい変化をしながらも、7nT付近で安定しています。

磁気圏への影響度を決める磁場の南北成分は、
0nTをはさんで南や北に振れていて、
このためAE指数は200〜400nTの弱い変動が続いて発生しています。
この傾向が今後も続けば、オーロラの発生も期待できそうです。

太陽風の全体の変化としては、穏やかな状態が続いています。


太陽は、北西部の1678黒点群が発達しています。
磁場構造の複雑さも増しているそうです。
昨夜にC2.1の小規模フレアを起こしていて、
今後より大きなフレアを起こすかもしれません。

また、太陽の南半球で、
東西に細長く伸びて目立っていたダークフィラメントが、
昨日の昼くらいから噴き上がって行きました。
その様子を、SDO衛星AIA304の動画でご覧ください。
少しずつ筋が剥がれて行くように噴き上がる様子が印象的です。



ロシア・ムルマンスク州のキーロフスク市で撮影された、雪像の上に輝くオーロラ。
(c) 福島留美氏、ジガーノフ・ヴァレンチン氏


SDO衛星AIA304による太陽の南半球で発生したフィラメント噴出の様子。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。