宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:58)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/11 --- ---
2/10 --- ---
2/ 9 14:41 C2.4

黒点  2/11 (NOAA)
磁場 フレア
1665 1 α ---
1667 1 α ---
1670 13 βγ ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:45 334 -1.5
-2 h 356 -2.4
-4 h 351 -2.2
-6 h 356 -2.2
-8 h 366 -2.2
-10 h 370 -1.9
-12 h 370 -1.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -16 -/ -
-2 h -16 -/ -
-4 h -12 -/ -
-6 h -16 -/ -
-8 h -22 -/ -
-10 h -15 -/ -
-12 h -18 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^1
2/11 0.3 4x10^1
2/10 0.5 4x10^1
2/ 9 0.6 2x10^1
2/ 8 0.7 3x10^1
2/ 7 0.6 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
Live!オーロラ (遊造)
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TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 2/ 6 11:37 太陽でC6、C8のフレアが発生しています。太陽風は低速で磁気圏も静かです。
2013/ 2/ 7 11:37 昨日のC8フレアに伴ってCMEが発生しています。太陽風の磁場が少し強まっています。
2013/ 2/ 8 12:42 太陽風の磁場強度が高まっています。ニュージーランドの彗星の写真をご覧ください。
2013/ 2/ 9 12:37 太陽風の速度は450km/秒程度に上がっています。オーロラの活動も見られています。
2013/ 2/10 09:24 太陽風の速度は400km/秒に下がっています。磁気圏は穏やかです。
最新のニュース

2013/ 2/11 12:58 更新
太陽風は低速になりましたが、磁場が南寄りになってオーロラの活動を起こしています。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨日のニュース以降もゆっくりと下がり、
340km/秒と低速風に変わっています。

27日周期の図で前周期の変化と比較すると、
1月13〜15日頃に見られていた太陽風の強まりは、
2月7〜9日と少し前に移動して、
磁場の変化はより大きくなったものの、速度の高まりは小さくなっています。
また、今回は太陽の南半球にコロナホールが現われていましたが、
太陽風の変化のタイミングから考えると、直接影響はなかった様です。

次の27日後にあたる、3月7〜10日頃はどのような太陽風がやって来るでしょうか。


太陽風の磁場強度は、5nT前後と平均的な強さが続いています。
南北成分は昨日のニュースの後から南寄りになっていて、
-2〜-4nTの弱い南向きが長い時間続いています。

この影響で、オーロラの活動度を表すAE指数は、
300nTほどの小さな変化が発生しています。
ただし、今日のAE指数は観測データが少なく、
後半はまだデータが来ていません。

そのAE指数の欠けている時間帯にあたりますが、
世界時10日20時頃にノルウェーのトロムソで
きれいなオーロラが撮影されています。
動画を掲載します。

低速の太陽風はこの後も続きそうです。
磁場の南寄りが弱まると、オーロラも静かになって行きます。


太陽は、フレア活動も見られず静かです。

太陽の南東に小さな黒点が新しく現われ、
北東の端からは新しい黒点がこちら側に姿を現しました。
しかし、今のところ活動は特に見られません。



ノルウェー・トロムソの全天カメラにより撮影されたオーロラの活動。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。