宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:54)
昨日、C2.2の小規模フレアが発生しています。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/18 --- ---
1/17 03:23 C2.2
1/16 07:49 C1.8

黒点  1/18 (NOAA)
磁場 フレア
1652 2 α ---
1654 27 βγ C2
1658 2 α ---
1659 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:47 373 -4.5
-2 h 372 -5.3
-4 h 381 -5.1
-6 h 378 -7.0
-8 h 390 -11.8
-10 h 400 -9.7
-12 h 411 -7.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -55 -/ -
-2 h -55 -/ -
-4 h -61 -/ -
-6 h -58 -/ -
-8 h -38 -/ -
-10 h -18 -/ -
-12 h 17 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 1x10^1
1/18 1.4 3x10^2
1/17 2.1 1x10^3
1/16 0.3 1x10^3
1/15 0.3 5x10^2
1/14 0.3 8x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
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STEREO (STEREO)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 1/13 12:36 M1.0の中規模フレアが発生しました。ムルマンスクのオーロラ写真をご覧ください。
2013/ 1/14 09:12 太陽風の速度が500km/秒に上がっています。M1.7の中規模フレアが発生しました。
2013/ 1/15 09:32 500km/秒の高速太陽風が続いています。Cクラスのフレアが続いています。
2013/ 1/16 13:06 太陽のフレア活動は弱くなっている様です。太陽風の速度は400km/秒に下がっています。
2013/ 1/17 13:16 太陽風の磁場強度が少し強まっています。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2013/ 1/18 11:54 更新
太陽風磁場が南向きに強まり、磁気圏の活動が強まっています。

担当 篠原

太陽風の速度は、370km/秒と昨日から少し下がりましたが、
磁場強度は、昨夜、10nTから15nTへ一旦強まり、
その後ゆっくり下がって、半日ほどで10nTに戻っています。
現在も磁場強度は高まったままです。

注目していた磁場の南北成分は、
昨夜、17日21時半(世界時17日12時半)に、
それまでの北向きから南向きの傾向に切り替わりました。
そして、-10nT前後の強い南向きになり、
その後振れ幅は小さくなっていますが、
現在も-5nT前後と南向きに振れ続けています。

この影響で、AE指数は500nT前後の変動が半日ほど続いています。

ノルウェー・スバールバル島Longyearbyenの全天カメラによる
オーロラの活動をご覧ください。
オーロラは、写真の下の方で活動しています。
今夜はLongyearbyenよりも緯度の低い地域を中心に発生していたようです。
Longyearbyenの低緯度側にあるトロムソは曇っていたのですが、
晴れていればきれいなオーロラが見えたのかもしれません。

また、Dst指数も -60nT程度の変化が発生していて、
小規模の磁気嵐になっています。


太陽風磁場の南向きの傾向がこのまま続けば、
今夜のアラスカは観望のチャンスになりそうです。

太陽風磁場の強まりは、ゆっくりと弱まる傾向にあります。
明日には平均的な強度に戻っているかもしれません。


太陽は、Bクラスの小さなフレアが発生しているだけで、
だいぶ静かになっています。

1月3日から16日まで、2週間にわたって
Cクラス以上のフレアが毎日発生していたのですが、
昨日、17日(世界時)で途切れてしまいました。



ノルウェー・スバールバル島のLongyearbyenで全天カメラによって撮影されたオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。