宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:29)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/ 3 --- ---
1/ 2 --- ---
1/ 1 --- ---

黒点  1/ 3 (NOAA)
磁場 フレア
1638 4 β ---
1640 18 β C1
1641 3 β ---
1642 1 α ---
1643 2 β ---
1644 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:17 304 +0.4
-2 h 299 -0.2
-4 h 304 -2.4
-6 h 303 -1.7
-8 h 306 -1.0
-10 h 305 -1.9
-12 h 313 -2.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 5 -/ -
-2 h 2 -/ -
-4 h 3 -/ -
-6 h 3 -/ -
-8 h 2 -/ -
-10 h 7 -/ -
-12 h -1 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^1
1/ 3 0.3 3x10^1
1/ 2 0.3 3x10^1
1/ 1 0.3 2x10^1
12/31 0.3 3x10^1
12/30 0.3 3x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
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AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/12/29 10:09 太陽風はかなり低速の風が続いています。太陽の活動も静かです。
2012/12/30 10:15 太陽風は低速ですが、磁場が少し強まっています。
2012/12/31 11:09 太陽風の速度が480km/秒に高まりました。太陽は新しい黒点が発生しています。
2013/ 1/ 1 13:58 太陽はBクラスのフレアが発生しています。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
2013/ 1/ 2 11:48 太陽風は300km/秒の低速風になりました。12月の黒点数は40.8でした。
最新のニュース

2013/ 1/ 3 10:29 更新
太陽風磁場が南寄りに振れて、オーロラの活動が少し高まりました。

担当 篠原

太陽風は、300km/秒と低速の風が続いています。
しかし、27日周期の図を見ると、
太陽風磁場の大まかな方向が切り替わる、
セクター境界がやって来た様です。
セクターのグラフが、「T」から「A」に切り替わっています。

この変化に伴って、太陽風の磁場が乱れることがよくあります。
今回も磁場強度が、それまでの2nTから一時的に6nT近くまで、
小幅の変化ですが高まりました。

その時に、磁場の南北成分が南向きに偏り、
-4nT程度の南向きに頻繁に振れるようになりました。
この影響で、オーロラの活動が少し高まり、
AE指数に300nT程度の小さな変動が発生しています。

国立極地研究所によるノルウェー・トロムソの全天カメラでも、
今年初めてのにぎやかなオーロラの活動が撮影されています。
雲越しの写真ですが、美しい輝きをご覧ください。
世界時2日23時頃の動画です。
ACEのグラフを見ると、
磁場が南に大きく振れた最後の変化の影響の様です。

現在の太陽風は、磁場強度が2nTに弱まり、
セクター境界に伴う乱れは一段落ついてしまったのかもしれません。
磁場の南北成分も0nT付近に戻り、
この状況ではオーロラの強まりも終わってしまいそうです。


太陽は、フレアの活動は静かです。
X線のグラフでは、Bクラスの変化もほとんどなくなっています。

一方、黒点は東端から1644黒点群が全体の姿を現し、
中央付近には新しい黒点群も出現しています。
昨日の少ないというコメントが聞こえたのでしょうか。

その昨日示した、第23活動周期で黒点数月平均値が最高(170.1)だった
2000年7月の太陽黒点の様子を動画で紹介します。
こちらは、SOHO衛星による撮影であることや、
画像の処理方法が異なっているので、
昨日の動画とは全体的な印象だけを比較して下さい。
それにしても、黒点がとても多く現われていた様です。



ノルウェー・トロムソの全天カメラで撮影されたオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SOHO衛星による、第23期で黒点数最高(月平均値170.1)だった2000年7月の27日間の太陽。
(c) SOHO (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。