宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:36)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/16 --- ---
12/15 --- ---
12/14 --- ---

黒点 12/16 (NOAA)
磁場 フレア
1629 9 β ---
1631 19 β C1
1632 1 α C1
1633 8 β C1
1634 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:26 386 -2.7
-2 h 372 +2.8
-4 h 373 +3.4
-6 h 381 -3.4
-8 h 381 -2.7
-10 h 387 -4.9
-12 h 371 +2.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -2 -/ -
-2 h -9 -/ -
-4 h -9 -/ -
-6 h -9 -/ -
-8 h -12 -/ -
-10 h -2 -/ -
-12 h -16 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^1
12/16 0.6 3x10^1
12/15 9.4 5x10^1
12/14 0.5 2x10^1
12/13 0.3 2x10^1
12/12 0.5 3x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/12/11 10:11 太陽風は300km/秒台前半の低速風が続いています。太陽の活動も穏やかです。
2012/12/12 12:45 太陽風は300km/秒とかなり低速です。太陽も静かです。
2012/12/13 12:57 300km/秒付近の低速太陽風が続いています。磁場が南向きに振れてオーロラ活動が発生しました。
2012/12/14 12:18 低速の太陽風が続いています。太陽も穏やかです。
2012/12/15 12:19 太陽風の磁場強度がやや強まっています。コロナホールの影響でしょうか。
最新のニュース

2012/12/16 13:36 更新
太陽風磁場が南寄りになり、活発なオーロラが発生しています。

担当 篠原

太陽風は、昨日から今日にかけて速度が少し上昇して
380km/秒と平均的な速度に近づいています。
反対に、磁場強度は10nTから7nTに少し下がり、
平均よりも少し強まった状態です。

大きな変化ではありませんが、
コロナホールの影響がやって来ているのだろうと思います。

そして、昨日注目していた太陽風磁場の南北成分は、
その後も南寄りの傾向が続き、-5nT付近で推移しました。
このため、磁気圏の活動度も高まって、
AE指数のグラフで、500nT程度の中規模の変動が何度も発生しています。

このうち、世界時20時前後のオーロラの様子を、
ノルウェー・トロムソの全天カメラの動画で紹介します。
素晴らしいオーロラが、空を明るく彩っています。


現在の太陽風磁場南北成分は、
南寄りの振れ方が少し小さくなっています。
この傾向が続くと、今後のオーロラ活動は弱まるでしょう。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
コロナホールは太陽の西半球を進んでいるところです。
地球への影響は、明日から明後日くらいまで残るかもしれません。


太陽は、東から現れた新しい黒点に、
1633群、1634群と番号が付けられています。
SDO衛星によるこの領域の拡大を掲載します。
この領域では、Bクラスの小さな変動が度々発生しています。
今後の活動の推移に注目してください。



ノルウェー・トロムソの全天カメラにより撮影された、活発なオーロラの活動。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星による1633、1634黒点群の拡大写真。
(c) SDO (NASA)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。