宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:56)
昨日、C6.3の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/16 --- ---
11/15 23:23 C2.1
21:37 C3.2
16:37 C2.8
13:18 C6.3
11/14 22:17 C4.3
12:58 M1.1
12:07 C1.7
11:13 C1.6
05:49 M2.8
02:32 C1.8

黒点 11/16 (NOAA)
磁場 フレア
1610 12 βγ C6
1611 10 β ---
1612 1 α ---
1613 9 β M3
1614 23 βγ C4
1615 3 β C3
1616 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:45 416 -1.2
-2 h 403 -0.3
-4 h 409 -1.1
-6 h 422 -0.4
-8 h 419 -0.7
-10 h 427 -1.3
-12 h 433 +0.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -30 -/ -
-2 h -33 -/ -
-4 h -35 -/ -
-6 h -36 -/ -
-8 h -37 -/ -
-10 h -39 -/ -
-12 h -38 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^2
11/16 0.4 3x10^2
11/15 0.4 3x10^2
11/14 0.3 3x10^2
11/13 0.3 7x10^1
11/12 0.7 5x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/11/11 15:04 太陽でMフレアやプロミネンスの噴出が発生し、にぎやかです。太陽風はとても遅い状態です。
2012/11/12 12:32 太陽風は300km/秒と低速ですが、明日くらいから乱れが到来しそうです。
2012/11/13 09:59 太陽風の乱れが到来して、オーロラの活動が強まっています。また、M2.0フレアが発生しました。
2012/11/14 13:16 太陽風磁場が南向きに強まり、活発なオーロラ活動が発生しています。中規模フレアも続いています。
2012/11/15 11:21 太陽風の磁場の強まりは終わり、現在はやや高速の風になっています。太陽もCクラスフレアが続いています。
最新のニュース

2012/11/16 11:56 更新
太陽風は平均的な速度に下がりました。Cクラスフレアが続いています。

担当 篠原

太陽風速度の高まりは、昨日のニュースの頃が最高で、
以降、ゆっくりと下がり、
現在は400km/秒と平均的な状態に戻っています。
太陽風の磁場強度は、3〜4nTとやや弱めの値です。

太陽風の乱れは終わって、落ち着いた風になっています。

磁気圏の活動も穏やかになり、
AE指数のグラフは小さな変化が見られる程度です。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真には、
特にコロナホールはありません。
太陽でCMEなどの突発性の変動が起きなければ、
27日周期の図の前周期の様に、
これからしばらく低速の穏やかな太陽風が続きそうです。


太陽は、南西の1610黒点群でC6.3、
中央の1615群で、C3.2、
南寄りの1613群で、C2.8、C2.1、C1.0、
など、Cクラスのフレアがあちこちで起きています。

動画を見ていると、
活動度としては少し下がっている印象ですが、黒点群は多く、
この後もCクラスからMクラスのフレアが起こりそうです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。