宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:19)
昨日、C4.5の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/27 --- ---
9/26 02:46 C4.5
9/25 13:22 C3.6
11:39 C1.7
04:20 C1.9

黒点  9/26 (NOAA)
磁場 フレア
1573 8 β C1
1575 11 βγ C2
1576 3 β ---
1577 7 β C4
1578 3 β C2
1579 3 β ---
1580 3 β C5
1581 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
08:59 426 -2.1
-2 h 429 +1.8
-4 h 434 +3.6
-6 h 429 +2.1
-8 h 409 +6.2
-10 h 370 -0.1
-12 h 370 +3.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:30 -14 -/ -
-2 h -13 -/ -
-4 h -14 -/ -
-6 h -7 -/ -
-8 h -7 -/ -
-10 h -11 -/ -
-12 h -6 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 3x10^2
9/27 0.9 5x10^2
9/26 0.9 4x10^2
9/25 0.8 5x10^2
9/24 1.0 6x10^2
9/23 0.6 6x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/ 9/22 14:41 太陽の裏側でCMEが発生しています。太陽風はやや高速ですが、磁気圏は概ね穏やかです。
2012/ 9/23 14:30 太陽風はやや低速で、磁気圏も穏やかです。太陽も静かです。
2012/ 9/24 12:27 太陽風は更に低速になり、磁気圏も静かです。
2012/ 9/25 11:19 新しい黒点が現われています。太陽風は低速で、磁気圏も静かです。
2012/ 9/26 10:59 C3、C4のフレアが発生しました。太陽風はかなり低速になっています。
最新のニュース

2012/ 9/27 09:19 更新
太陽のフレア活動は静穏ですが、黒点は多く見えています。

担当 篠原

太陽の南東から上がってきた黒点は、1582黒点群と番号が付きました。
西の1573群の下にも新しい黒点が現われているようで、
太陽は全体にわたって黒点群が見えています。

GOES衛星のX線カメラで、この1日間の太陽の様子を動画にしました。
フレアとしては、1582群でC1.2の小さなフレアが発生した程度ですが、
X線写真では、黒点の見える場所は明るく輝き、
小さな活動があちこちで起き続けています。

昨日、黒点が横一列に並んでいる写真を紹介しましたが、
X線で太陽全体を見ると、北半球と南半球それぞれに活動的な領域があり、
東西方向に明るい帯として伸びていることが分かります。


太陽風は、速度が少し上がっています。
昨日は、300km/秒近くまで下がっていたのですが、
ゆっくりと上昇して、現在は420km/秒と平均的な速度になっています。

この変化に対応するように、
磁場強度も、5nTから一時的に10nT近くまで高まりました。
現在は7nTと少し戻っています。

SDO衛星AIA193では、コロナホールも見えなかったので、
太陽風がこれ以上大きく高まることはないと思います。
基本的には、今後も穏やかな風が続くのではないでしょうか。


太陽風磁場が強まったことで、
南北成分が南に振れたときに、-5nTを超える変化が起きています。
このため、AE指数で500nTのオーロラ活動が発生しています。



GOES-15のX線カメラによる、1日間の太陽の様子。
(c) NOAA/SWPC 、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。