宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:44)
昨日、C1.7の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/15 --- ---
9/14 03:16 C1.3
00:57 C1.7
9/13 22:03 C1.8
16:34 C1.9
16:10 C1.8

黒点  9/15 (NOAA)
磁場 フレア
1566 2 α ---
1569 10 βγ C3
1571 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:36 427 -2.1
-2 h 432 +1.0
-4 h 430 -0.3
-6 h 432 -0.8
-8 h 450 +3.7
-10 h 447 +1.7
-12 h 447 +3.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -16 -/ -
-2 h -19 -/ -
-4 h -17 -/ -
-6 h -13 -/ -
-8 h -14 -/ -
-10 h -15 -/ -
-12 h -12 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 7x10^2
9/15 0.3 1x10^3
9/14 0.3 2x10^3
9/13 0.3 5x10^3
9/12 0.4 3x10^3
9/11 0.3 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/ 9/10 15:14 太陽風は低速です。昭和基地からのオーロラ写真をご覧下さい。
2012/ 9/11 12:16 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。Cクラスのフレアが発生しています。
2012/ 9/12 15:57 1564黒点群は西に沈みました。太陽風はかなり低速です。
2012/ 9/13 15:18 太陽風の小さな乱れが到来しています。太陽は穏やかです。
2012/ 9/14 12:19 太陽風は平均的な速度です。太陽でフィラメント噴出が発生しています。
最新のニュース

2012/ 9/15 12:44 更新
太陽風は平均的な速度で安定しています。今後、太陽風の速度が高まりそうです。

担当 篠原

昨日の記事のフィラメント噴出によるCME(太陽ガスの放出現象)を、
SOHO衛星のLASCO C3による動画で紹介します。
太陽の右上方向を中心に、ガスが大きく広がっています。
広がる速度はゆっくりの様で、地球への到来は17日になりそうです。

太陽のフレア活動は、静かになっています。
GOES衛星のX線グラフは西の端に見えていた活動領域が
向こう側に回ってしまった影響もあり、
全体のレベルが低下して、変化もほとんどなくなっています。
1569黒点群の活動は弱まっているようです。


太陽風は、420〜440km/秒と昨日より若干上がっていますが、
平均的な速さで安定しています。
磁場強度は5nTに下がっています。

磁場の南北成分は、ここまでは北寄りに推移していて、
磁気圏の活動も静穏です。


SDO衛星AIA193を見ると、
太陽の南半球側にはコロナホールがいくつかあり、
その先頭(右端)は太陽の西側に半分ほど進んでいます。

今後、この領域からの影響によって太陽風の速度が上昇しそうです。
また、太陽風磁場のセクターの切り替わりがやって来て、
磁場が南寄りに振れるようになって、磁気圏の活動度が上がる可能性があります。

CMEの到来もあり、来週前半はオーロラ活動が高まるかもしれません。



鹿児島は、台風16号の影響で風が強まり始めています。
明日から明後日にかけて、荒れそうな様子です。




SOHO衛星LASCO C3による、昨日のCMEの様子。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。