宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (15:39)
今日、C6.1の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/ 5 12:22 C6.1
9/ 4 16:08 C2.3
13:54 C2.7
08:19 C2.9
06:51 C2.3
9/ 3 22:03 C2.7
19:30 C2.6
18:34 C1.9
11:39 C4.0
10:46 C1.8
07:17 C2.1
02:59 C5.5

黒点  9/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
1559 7 β ---
1560 15 βγδ C6
1561 2 α ---
1562 6 β ---
1563 5 β ---
1564 29 βγ C6
1565 5 β C2
1566 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
15:26 528 +1.1
-2 h 533 -6.0
-4 h 519 +0.1
-6 h 500 -7.1
-8 h 451 -3.6
-10 h 435 -2.7
-12 h 443 -2.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
15:30 -36 -/ -
-2 h -48 -/ -
-4 h -49 -/ -
-6 h -44 -/ -
-8 h -36 -/ -
-10 h -37 -/ -
-12 h -37 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.7 4x10^1
9/ 5 2.5 2x10^2
9/ 4 12.4 8x10^1
9/ 3 39.8 3x10^2
9/ 2 59.9 7x10^2
9/ 1 27.4 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/ 8/31 10:58 太陽の南西から新しい黒点が現われ、M1.3のフレアが発生しました。
2012/ 9/ 1 12:56 C8.4の小規模フレアが発生し、激しいCMEを起こしています。動画をご覧ください。
2012/ 9/ 2 07:38 太陽ではCクラスのフレアが続いています。太陽風は低速です。
2012/ 9/ 3 12:12 太陽風磁場の南向きが長時間続き、磁気圏活動が強まっています。
2012/ 9/ 4 11:22 CMEによる太陽風の乱れが到来しました。磁場が強く南を向き、活発なオーロラを起こしています。
最新のニュース

2012/ 9/ 5 15:39 更新
太陽風の磁場が南向きに強まり、オーロラの活動が強まりました。太陽風は高速風になっています。

担当 篠原

太陽風は、今朝、5日7時(世界時4日22時)に、また新しい乱れがやって来て、
磁場強度は再び15nT近くに強まり、
速度は530km/秒に上がっています。

特に、磁場の南北成分が南向きに強まり、
-5nTを超えるくらいのまとまった南向きが数時間続きました。
このため、磁気圏の活動が活発になり、
AE指数で1000〜1500nTの大きな変動が発生しています。
極域では、激しいオーロラが見えていたのではないでしょうか。

現在の磁場は、0nT付近から、やや北寄りに変わっているようで、
このままならオーロラの活動は落ち着きそうです。
しかし、磁場強度はまだ15nTと強く、
速度も500km/秒台を超えていることから、
今後、再び南寄りに切り替わると、オーロラも激しくなるでしょう。


太陽は、今日の昼、5日12時半(世界時5日3時半)に、
中央から少し南の1564黒点群でC6.1の小規模フレアが発生し、
この他にも、1564群と1565群でC1〜2のフレアが数回発生しています。
この後も同程度の活動が続きそうです。

4日18時(世界時4日9時)頃に、太陽の北西端で大きなフィラメントの噴出が発生しています。
SDO衛星AIA304の動画をご覧ください。
この噴出は、SOHO衛星LASCO C3でもCMEとして見えています。
上に向かっているので、地球への影響はありませんが、
なかなか見事な現象です。



先ほど、現地で4日の深夜にリマに着きました。
とても小さいホテルに入ったのですが、
Wi-Fiのサービスがあったので、リマ滞在中は更新できそうです。
夜のリマは少し寒いです。




SDO衛星AIA304による、太陽の北西端のフィラメント噴出。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SOHO衛星LASCO C3によるCMEの様子。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。