宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:58)
今日、C3.8の小規模フレアが発生しました。
また、M1.3の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/31 09:22 C2.0
06:28 C3.8
04:43 C2.8
03:59 C2.0
8/30 20:59 M1.3
17:51 C7.6
17:18 C2.3
11:16 C4.0
10:37 C3.4
04:48 C4.0
8/29 --- ---

黒点  8/31 (NOAA)
磁場 フレア
1553 7 β C1
1554 5 β C8
1555 11 β ---
1559 2 α ---
1560 8 β ---
1561 3 β ---
1562 1 α ---
1563 1 α C4

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:47 386 +0.7
-2 h 397 +0.3
-4 h 407 -0.0
-6 h 412 -0.2
-8 h 424 -0.9
-10 h 408 +0.7
-12 h 421 +1.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 779 -/ -
-2 h -20 -/ -
-4 h -21 -/ -
-6 h -22 -/ -
-8 h -20 -/ -
-10 h -20 -/ -
-12 h -21 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^3
8/31 0.3 2x10^3
8/30 0.3 2x10^3
8/29 0.4 2x10^3
8/28 0.4 2x10^3
8/27 0.5 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/ 8/26 11:25 高速の太陽風が到来し、500km/秒台の太陽風が続いています。
2012/ 8/27 09:32 太陽風の速度が再び上昇し、660km/秒の高速風になっています。
2012/ 8/28 09:01 太陽風の速度は下がりつつあります。太陽の活動も穏やかです。
2012/ 8/29 12:58 太陽風は500km/秒の高速風に戻っています。太陽は小さな活動が起きています。
2012/ 8/30 10:59 太陽の東端でCクラスのフレアが発生しました。太陽風、磁気圏は穏やかです。
最新のニュース

2012/ 8/31 10:58 更新
太陽の南西から新しい黒点が現われ、M1.3のフレアが発生しました。

担当 篠原

太陽の南西から、1562、1563黒点群が姿を現しました。
黒点としてはどちらも小さく、
掲載の写真ではかろうじて見つけられる程度です。

GOES衛星のX線写真によると、
これらの黒点群の向こう側にも別の活動領域があるようです。
掲載の可視光写真の東端の白斑のあたりに注目してください。

また、1554、1553、1560群など、
こちら側に見えていた黒点群たちも大きくなっています。

そして、1554群で30日17時半(世界時30日8時半)にC7.6、
1563群で30日21時(世界時30日12時)にM1.3と、
少し大きなフレアも発生するようになっています。
この他、C1〜4のフレアが10回ほど記録されています。

太陽はやや活発化しているようで、
この後もMクラスのフレアが発生する可能性があります。


太陽風は、速度が450km/秒から390km/秒へゆっくりと下がっています。
平均的な状態から、やや低速の風に変わりつつあるようです。
磁場強度も、3nTから2nTに近づき、弱まっています。

磁気圏も静穏で、AE指数は全く変化が見られません。

SDO衛星AIA193では、コロナホールも見られず、
基本的には穏やかな太陽風が続きそうです。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。