宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:18)
今日、C9.4の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/ 6 09:39 C9.4
8/ 5 11:20 C1.8
8/ 4 20:07 C2.9
13:13 C2.7
06:19 C3.0

黒点  8/ 6 (NOAA)
磁場 フレア
1530 1 α ---
1532 1 α C2
1535 6 β C3
1537 1 α ---
1538 8 β ---
1539 1 α C4
1540 8 β C1
1541 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:07 331 +0.8
-2 h 333 -5.3
-4 h 328 -5.5
-6 h 327 -2.4
-8 h 326 -1.9
-10 h 325 -0.7
-12 h 327 -2.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -3 -/ -
-2 h -8 -/ -
-4 h -17 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h -8 -/ -
-10 h -18 -/ -
-12 h -9 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^2
8/ 6 0.4 4x10^2
8/ 5 0.6 4x10^2
8/ 4 0.7 3x10^2
8/ 3 1.2 5x10^2
8/ 2 1.0 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/ 8/ 1 12:17 太陽ではCクラスのフレアが続いています。太陽風は平均的な状態です。
2012/ 8/ 2 08:55 小さなフレアが続いています。太陽風は穏やかです。
2012/ 8/ 3 08:03 太陽は穏やかです。太陽風にCMEの弱い影響が到来しています。
2012/ 8/ 4 15:01 Cクラスフレアが続いています。太陽風は穏やかで、磁気圏も静穏です。
2012/ 8/ 5 11:54 C3.5の小規模フレアが発生し、CMEも飛び出しています。太陽風は低速です。
最新のニュース

2012/ 8/ 6 13:18 更新
太陽の東端でC9のフレアが発生しました。太陽風は330km/秒と低速です。

担当 篠原

今朝、6日9時半(世界時6日0時半)にC9.4と、
Mクラスぎりぎりの小規模フレアが太陽の東端で発生しました。
SDO衛星による動画を掲載します。
一瞬だけ明るく輝いています。
端の現象なので、実際にはもう少し大きな規模の現象だった可能性があります。
この後、ここからどの様な活動領域が顔を出すでしょうか。

太陽のフレア活動は、これ以外は昨日の午後にC1が2回発生しただけで、
活動度は下がっています。
こちら側に見えている黒点群たちの勢いは弱まっているようです。


太陽風は、速度の遅い風が続いています。
昨日350km/秒だった速度は、その後もう少し下がって、
330km/秒前後になっています。

太陽風磁場も、4nTから2nTに下がって、再び5nTくらいに高まって、
ACEのグラフとしては変化が目立って見えますが、
変化の大きさとしては小規模です。

磁気圏も全体としては静穏で、
太陽風磁場が南向きに少し強まったグラフの後半に、
AE指数の変化が少し強まった程度です。


太陽風は、この後も低速の風が続くでしょう。
SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真は、
黒点群に関係する明るい領域はあちこちに見えますが、
高速太陽風の原因となるコロナホールは特に見られません。




SDO衛星のAIA131カメラによる、太陽の東端で発生したフレア。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。