宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (15:01)
今日、C3.0の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/ 4 13:13 C2.7
06:19 C3.0
8/ 3 14:50 C2.8
8/ 2 03:33 C1.8

黒点  8/ 4 (NOAA)
磁場 フレア
1528 4 β ---
1529 1 α ---
1530 2 α ---
1532 6 β C2
1534 1 α ---
1535 7 β C3
1536 5 βγ ---
1537 1 α ---
1538 6 β C1
1539 3 β C3
1540 3 β C1
1541 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:56 414 +0.3
-2 h 428 -0.3
-4 h 432 -1.1
-6 h 431 +0.4
-8 h 435 +0.9
-10 h 437 -0.0
-12 h 448 +1.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
15:30 -20 -/ -
-2 h -22 -/ -
-4 h -23 -/ -
-6 h -22 -/ -
-8 h -24 -/ -
-10 h -24 -/ -
-12 h -25 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^2
8/ 4 0.7 3x10^2
8/ 3 1.2 5x10^2
8/ 2 1.0 1x10^3
8/ 1 1.0 1x10^3
7/31 1.1 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2012/ 7/30 12:42 M2.3の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な速度で安定しています。
2012/ 7/31 11:22 太陽風の磁場が南向きに強まり、磁気圏の活動が強まりました。太陽ではM1のフレアが発生しています。
2012/ 8/ 1 12:17 太陽ではCクラスのフレアが続いています。太陽風は平均的な状態です。
2012/ 8/ 2 08:55 小さなフレアが続いています。太陽風は穏やかです。
2012/ 8/ 3 08:03 太陽は穏やかです。太陽風にCMEの弱い影響が到来しています。
最新のニュース

2012/ 8/ 4 15:01 更新
Cクラスフレアが続いています。太陽風は穏やかで、磁気圏も静穏です。

担当 篠原

太陽で、C1〜C3程度と小さいCクラスフレアの発生が続いています。
昨日の午後から、C2.8、C1.4、C1.4、C3.0、C1.3、C2.7と起きていて、
GOES衛星のX線グラフはぎざぎざの変化が目立っています。

発生地点は、北半球中央部の1535群が最も多く、
その他に1538、1539、1540群と、南西の黒点群で発生しています。
SDO衛星の可視光動画を見ると、
これらの群では、黒点の形の変化も目立っていて、
この後も小中規模のフレア活動が続く可能性があります。



太陽風は、速度は480km/秒から400km/秒に下がり、平均的な速さです。
磁場強度は2nTに下がっていて、平均からだいぶ弱まっています。
このため、磁場の南北成分も振れ幅は小さく、
また、比較的北寄りに変化しています。

磁気圏は静穏で、AE指数はほとんど変化していません。
今日のグラフは、ずっと100nTくらいの変化が続いていますが、
これはデータの問題ではないかと思います。


太陽にはコロナホールは見られず、
太陽風、磁気圏はこの後も穏やかな状態が続くでしょう。



昨夜、鹿児島に帰ってきました。
もう次の台風の影響なのか、今日は強い風が吹いています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。