宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:37)
今日、C3.5の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/24 04:12 C3.5
12/23 --- ---
12/22 22:03 C1.9
16:23 C2.0
10:56 C5.5
00:25 C2.5

黒点 12/24 (NOAA)
磁場 フレア
1376 7 β C3
1381 8 β C5
1382 15 β C3
1383 3 α ---
1384 12 β C2
1385 7 β ---
1386 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:26 361 -0.9
-2 h 367 +1.1
-4 h 361 +1.9
-6 h 357 -0.4
-8 h 360 +1.0
-10 h 370 +2.0
-12 h 372 +2.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -5 -/ -
-2 h -6 -/ -
-4 h -8 -/ -
-6 h -7 -/ -
-8 h -8 -/ -
-10 h -8 -/ -
-12 h -9 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^1
12/24 0.3 2x10^1
12/23 0.3 2x10^1
12/22 0.3 3x10^1
12/21 0.3 3x10^1
12/20 0.4 4x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/12/19 09:45 太陽風に小さな乱れが到来し、弱いオーロラの発生に繋がっています。太陽は穏やかです。
2011/12/20 11:55 太陽風は低速で、小規模のオーロラ活動が発生した程度です。薄明のLovejoy彗星の写真をどうぞ。
2011/12/21 12:04 太陽風は低速の状態が続いています(350km/秒)。今朝、C6の小規模フレアが発生しました。
2011/12/22 10:04 太陽風は400km/秒と平均的な速度です。太陽でCクラスのフレアが目立っています。
2011/12/23 11:41 長大な尾を伸ばしたLovejoy彗星の写真をどうぞ。太陽風は平均的な速度で、磁気圏は穏やかです。
最新のニュース

2011/12/24 12:37 更新
太陽風は低速風になっています。磁気圏も静穏です。1384黒点群が肉眼で見えるかもしれません。

担当 篠原

穏やかな宇宙天気が続いています。

太陽風の速度は、昨夜のうちにゆっくりと下がって、
360km/秒と低速風に変わっています(ACEのグラフの黄色線)。
磁場強度(白線)も、3〜4nTとやや弱めです。

磁気圏も静穏で、オーロラの活動度を示すAE指数のグラフは、
ほとんど変化していません。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、
南半球の高緯度側から東側にかけてコロナホールの暗い領域があります。
1週間後くらいに、多少の影響が見られるかもしれませんが、
それまでは穏やかな太陽風が続きそうです。


太陽は、1384黒点群の大きな黒点が目立っています。
日食メガネを使って、肉眼観測に挑戦してみたのですが、
薄黒い領域が微かにある様に見えるくらいで、
はっきりと視認することはできませんでした。
しかし、乱視の私の目でもこの程度見えたので、見つけられる可能性は高いと思います。
挑戦してはいかがでしょうか。
その際は、日食用など太陽用の減光フィルターをご使用下さい。

フレアの活動は、西端の1376黒点群でC3.4の小規模フレアと、
その他にはC1台の小さな小規模フレアが数回発生した程度です。
このまま穏やかに推移しそうです。



今日から28日まで東京へ出張します。
更新の時刻が不安定になるとともに、
動画などきれいな画像の掲載はできなくなるかもしれません。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。