宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:55)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/20 --- ---
12/19 --- ---
12/18 13:58 C1.9
11:01 C1.9
07:37 C3.2

黒点 12/20 (NOAA)
磁場 フレア
1374 1 α ---
1375 1 α ---
1376 7 β C3
1377 3 β ---
1379 3 β ---
1380 6 β ---
1381 9 β C2
1382 12 β ---
1383 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:47 356 +1.2
-2 h 355 -0.7
-4 h 360 -0.8
-6 h 370 +3.7
-8 h 382 +3.3
-10 h 370 -2.8
-12 h 369 -0.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -4 -/ -
-2 h -6 -/ -
-4 h -2 -/ -
-6 h -4 -/ -
-8 h -12 -/ -
-10 h -10 -/ -
-12 h -11 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^1
12/20 0.4 4x10^1
12/19 0.4 1x10^2
12/18 0.5 1x10^2
12/17 0.3 1x10^2
12/16 0.4 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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AE指数 (京都大学)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/12/15 10:25 太陽に明るい彗星が近づいています。西に没した1367黒点群が活発にフレアを起こしました。
2011/12/16 10:19 Lovejoy彗星が太陽に大接近しています。フレア、太陽風は穏やかです。
2011/12/17 13:46 Lovejoy彗星は太陽の向こう側を通過して姿を現しました。宇宙天気は穏やかです。
2011/12/18 12:08 太陽風の速度は260km/秒とかなり遅くなっています。C3の小規模フレアが発生しました。
2011/12/19 09:45 太陽風に小さな乱れが到来し、弱いオーロラの発生に繋がっています。太陽は穏やかです。
最新のニュース

2011/12/20 11:55 更新
太陽風は低速で、小規模のオーロラ活動が発生した程度です。薄明のLovejoy彗星の写真をどうぞ。

担当 篠原

ニュージーランド南島のクィーンズタウンにお住まいの米戸実氏より、
今日の早朝、撮れたてのLovejoy彗星の写真が届きました。
朝の光の中に、半分溶け込んだように彗星の長い尾が見えています。

2日連続で低い雲に阻まれて、ようやくの撮影成功だったとのことです。
すばらしい写真をありがとうございます。

STEREO Ahead衛星からは、COR2よりもう一段広いHI1のカメラで、
まだLovejoy彗星が見えています。
米戸氏が撮影した彗星は、この動画の最後の頃の姿です。


昨日の太陽風の変化は、現在まで続いています。
速度は360km/秒ほどと低速ですが、それ以前よりは高まった状態が続いています。
磁場強度も5〜10nTとやや強まった状態で変化しています。

磁場の南北成分は0nT付近か、北寄りに傾く時間帯の方が長いようです。
所々で南に向いていて、そこで弱いオーロラの活動を起こしています。
AE指数は300nTほどの小規模の変化が2回ほど記録されています。
速度も遅いのでこの程度になるでしょう。

今後は、SDO衛星AIA193に見えていてたコロナホールの影響が
どの程度やって来るのかに注目してください。
コロナホールは淡かったので、太陽風への影響は弱いだろうと思います。


太陽は、黒点群の番号は残っていますが、
黒点の見え方はだいぶ寂しくなっています。
フレア活動も静かで、先ほどC1の小規模フレアがひとつ発生した程度です。
南半球の中央部の1381黒点群で発生したようです。



ニュージーランド南島クィーンズタウンで、米戸氏により撮影された薄明の中のLovejoy彗星。
(c) 米戸 実


STEREO Ahead衛星HI1カメラによる、太陽から離れて行くLovejoy彗星。
(c) STEREO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。