宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:46)
一昨日、C7.1の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/17 --- ---
12/16 --- ---
12/15 08:41 C3.4
07:36 C2.0
04:23 C7.1
01:43 C2.5

黒点 12/17 (NOAA)
磁場 フレア
1374 4 β ---
1375 1 α ---
1377 9 β ---
1378 6 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:36 285 +0.3
-2 h 294 +0.2
-4 h 295 -0.8
-6 h 297 +0.5
-8 h 300 +0.4
-10 h 311 -0.2
-12 h 320 +0.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -9 -/ -
-2 h -9 -/ -
-4 h -8 -/ -
-6 h -8 -/ -
-8 h -8 -/ -
-10 h -7 -/ -
-12 h -8 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 8x10^1
12/17 0.3 1x10^2
12/16 0.4 1x10^2
12/15 0.4 1x10^2
12/14 0.4 1x10^2
12/13 0.3 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/12/12 11:15 太陽風はやや高速の状態が続いています。フィラメント噴出によりCMEが発生しています。
2011/12/13 12:03 太陽風は470km/秒とやや高速です。太陽フレアは穏やかです。
2011/12/14 08:59 460km/秒のやや高速の太陽風が続いています。C4.8の小規模フレアが発生しました。
2011/12/15 10:25 太陽に明るい彗星が近づいています。西に没した1367黒点群が活発にフレアを起こしました。
2011/12/16 10:19 Lovejoy彗星が太陽に大接近しています。フレア、太陽風は穏やかです。
最新のニュース

2011/12/17 13:46 更新
Lovejoy彗星は太陽の向こう側を通過して姿を現しました。宇宙天気は穏やかです。

担当 篠原

Lovejoy彗星は、太陽の向こう側を回り、再びこちら側に帰ってきました。
SOHO衛星LASCO C2、C3カメラによる動画をご覧ください。
2つ合わせて30MBと、ファイルサイズがかなり大きくなっています。
動画が表示されるまでに時間がかかる可能性があります。

SOHOの写真を見ると、
Lovejoy彗星は、太陽通過後も元気に尾を伸ばしているようです。
NASAのScience Newsでは、
SDO衛星による、太陽近傍の彗星の迫力の映像を見ることができます。
ページに入って、"movie"のリンクや、写真の下の"Quicktime"などを選んで下さい。

また、下に掲載している2つの動画をよく見ると、
Lovejoy彗星の少し前を、
もうひとつとても小さな彗星(尾は見えませんが)が飛んでいた様です。


さて、現在の宇宙天気はとても穏やかです。

太陽風は更に速度が下がり続け、
290km/秒とかなり遅い風になっています。
磁場強度も1〜2nTとだいぶ弱くなっています。

磁気圏も静穏で、AE指数は全く変化していません。


太陽のフレア活動も静かです。
X線のグラフは、目立った変化はなく、
背景強度もすっかり下がっています。

黒点群は、南半球に1378黒点群と、
その下にもうひとつ新しい黒点群が出現しています。
どちらも規模は小さいです。



SOHO衛星LASCO C2カメラによる、Lovejoy彗星の太陽大接近。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SOHO衛星LASCO C3カメラによる、Lovejoy彗星の太陽大接近。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。