宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (07:51)
今日、M1.4の中規模フレアが発生しました。
また、M1.1の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風南向き磁場が大きくなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/ 1 03:30 M1.3
02:56 M1.4
02:21 C8.3
10/31 23:53 M1.1
22:41 C2.4
14:13 C2.7
09:58 C2.4
02:00 C2.0
10/30 18:15 C2.5

黒点 10/31 (NOAA)
磁場 フレア
1324 2 β C1
1330 16 βγ C2
1332 1 α ---
1333 2 β ---
1334 9 β C3

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
07:45 394 -5.6
-2 h 372 -5.1
-4 h 385 -4.1
-6 h 388 +1.7
-8 h 378 -1.0
-10 h 393 -1.3
-12 h 408 -1.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
07:30 8 -/ -
-2 h 9 -/ -
-4 h -413 -/ -
-6 h -19 -/ -
-8 h -20 -/ -
-10 h -20 -/ -
-12 h -20 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 9x10^0
11/ 1 0.3 1x10^1
10/31 0.5 1x10^1
10/30 0.5 2x10^1
10/29 0.3 2x10^1
10/28 0.3 1x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
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Dst予測 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/10/27 12:18 太陽で弱いCMEが発生しました。太陽風は平均的な速度で、磁気圏は静かです。
2011/10/28 10:32 フィラメントの噴出により淡いCMEが発生しています。太陽、太陽風は穏やかです。
2011/10/29 13:25 太陽風はかなり遅い風になっています。コロナホールの影響はまだです。
2011/10/30 09:44 太陽風は300km/秒と遅く、磁気圏も静穏です。これからCMEによる乱れが到来しそうです。
2011/10/31 14:44 CMEによる太陽風の変動が到来しました。磁気圏は小さな乱れが発生した程度です。
最新のニュース

2011/11/ 1 07:51 更新
太陽の東端でMクラスのフレアが2回発生しています。南向き磁場がやや強まっています。

担当 篠原

太陽で、M1.1、M1.4と中規模フレアが2回発生しました。
発生した場所は、太陽の北東(左上)の端の領域です。
可視光写真では、まだ姿は見えていないようです。
このため、これらのフレアは、
実際にはもう少し規模が大きかったのかもしれません。

太陽の東端では、南側(下側)にも活動的な領域が見えています。

そろそろこちら側に出現すると考えられます。
今後の活動状況に注目してください。


太陽風は、速度は400km/秒と平均的な状態が続いています。

しかし、昨日の午後から南寄りの磁場が続いています。
磁場のグラフを見ると、31日16時半(世界時31日7時半)と、
1日1時(世界時31日16時)頃に不連続な変化が見られます。
27日のCMEなどが関係している可能性がありますが、詳しくは分かりません。

1日1時(世界時31日16時)以降は、南向き磁場がやや強まり、
-5nTに達する変化が6時間ほど続いています。
この影響で、AE指数も500nTを超えるくらいの中規模の変化になっています。

南向き磁場は、この後も数時間程度は続きそうです。
しかし、太陽風の速度が400km/秒なので、
磁気圏が特に大きく乱れることはないでしょう。

その後、北向きに反転するのか、このまま南寄りの傾向が続くのか、
注目してください。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。