宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:18)
昨日、C1.8の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/27 --- ---
10/26 05:00 C1.8
10/25 --- ---

黒点 10/27 (NOAA)
磁場 フレア
1324 16 β C1
1325 6 β ---
1327 3 β ---
1330 15 βγ C2
1332 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:06 434 -0.2
-2 h 424 -1.1
-4 h 439 +0.1
-6 h 430 -1.5
-8 h 409 +2.2
-10 h 406 +2.4
-12 h 399 +1.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -15 -/ -
-2 h -13 -/ -
-4 h -11 -/ -
-6 h -9 -/ -
-8 h -9 -/ -
-10 h -8 -/ -
-12 h -6 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 9x10^0
10/27 0.3 1x10^1
10/26 0.5 1x10^1
10/25 5.3 5x10^1
10/24 13.2 1x10^2
10/23 9.6 8x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
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STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/10/22 12:09 再びMクラスフレアが発生しています。太陽風の速度は遅く、磁気圏も静かです。
2011/10/23 11:55 フィラメント噴出とMクラスフレアが発生しました。太陽風は低速です。
2011/10/24 10:54 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。明日以降、CMEによる太陽風の乱れが発生するかもしれません。
2011/10/25 11:21 CMEによる太陽風の乱れが到来しました。大きな磁気嵐が発生しています。
2011/10/26 12:27 CMEによる太陽風の乱れは続きましたが、磁場が北向きになって、磁気圏の乱れは小さくなっています。
最新のニュース

2011/10/27 12:18 更新
太陽で弱いCMEが発生しました。太陽風は平均的な速度で、磁気圏は静かです。

担当 篠原

昨夜、27日19時(世界時27日10時)に、太陽の西寄りの1324黒点群で
C1.2の小規模フレアが発生しました。
これに伴って、淡いCME(太陽ガスの放出現象)が発生しています。
SOHO衛星LASCO C3カメラによる動画を掲載します。

太陽の右半分を包むようにゆっくりとガスが広がっています。
規模は小さいですが、3〜4日後くらいに地球に影響を及ぼすかもしれません。
31日頃の太陽風磁場の強まりなどに注目してください。

太陽のフレア活動はこのくらいで、全体としては穏やかです。


太陽風は、420〜440km/秒と平均的な値で安定しています。
CMEの影響が、ある程度残っているのかもしれません。

磁気圏は静穏で、AE指数は全く変化していません。


今後の見通しですが、
SDO衛星AIA193の南半球側に淡いコロナホールが見えています。
明後日、29日頃から太陽風の速度が上昇する可能性があります。



SOHO LASCO C3による、淡いCMEの噴出。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。