宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (08:59)
昨日、C2.2の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/ 8 --- ---
8/ 7 18:18 C2.2
17:21 C1.6
12:03 C2.1
8/ 6 17:37 C4.2
04:35 C1.5
02:21 C1.9

黒点  8/ 7 (NOAA)
磁場 フレア
1261 8 β C1
1263 23 βγδ C2
1267 10 βγδ C4
1268 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
08:44 488 +0.2
-2 h 508 -2.4
-4 h 505 -1.6
-6 h 503 -1.2
-8 h 525 -0.8
-10 h 529 -0.9
-12 h 530 -1.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
08:30 -26 -/ -
-2 h -26 -/ -
-4 h -25 -/ -
-6 h -26 -/ -
-8 h -27 -/ -
-10 h -28 -/ -
-12 h -28 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 1x10^2
8/ 8 0.7 2x10^2
8/ 7 2.7 8x10^1
8/ 6 96.4 4x10^2
8/ 5 68.9 1x10^3
8/ 4 80.1 9x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 8/ 4 13:32 昨夜にM6.0、今日の昼にM9.3と、太陽では大きな中規模フレアが続いています。
2011/ 8/ 4 19:31 M9.3フレア発生以降の状況 (速報)
2011/ 8/ 5 10:21 太陽ではフレアの発生に注意が必要です。これから明日にかけて、CMEによる太陽風の乱れが次々到来しそうです。
2011/ 8/ 6 11:54 太陽風の乱れがやって来ました。磁場が強い南向きになったため、激しい磁気圏活動が発生しています。
2011/ 8/ 7 10:12 600km/秒の高速風が続いています。磁気圏の活動は穏やかになっています。
最新のニュース

2011/ 8/ 8 08:59 更新
CMEによる高速の太陽風は終わりつつあります。太陽ではCクラスの小さなフレアが続いています。

担当 篠原

太陽風の速度は、ゆっくりと低下が続いています。
昨日は600km/秒ありましたが、現在は450〜500km/秒と高速風ぎりぎりです。
CMEによる高速太陽風は、地球を通り過ぎようとしています。

一方、磁場強度は、5nTから4nTにかけて安定しています。

コロナホールの影響は、まだ来ていないように思います。
しかし、CMEの高速風と混ざって、既にやって来ているのかもしれません。
今日、明日の太陽風の変化を見て下さい。

磁気圏では、高速風の影響を受けて、
小さなオーロラ活動が断続的に発生しています。
太陽風磁場の南北成分が、0nTから弱い南向きに変化しているためでしょう。


今日、明日は、コロナホールの影響で再び速度が上がるか、
あるいは、このまま低速風に向かうか注目してください。

その後は、4〜5日程度穏やかな太陽風が続き、
14、15日以降、次のコロナホールによる高速風に入りそうです。


放射線帯の高エネルギー電子は、今日も増加は見られず、低いままです。


太陽では、西に傾いた1263黒点群が大きな姿を見せています。
C1〜2の小規模フレアを含む活動が続いていて、
もう一段大きなフレアを発生させる可能性もあります。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。