宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:07)
今日、C3.3の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/ 2 06:47 C3.3
8/ 1 21:33 C2.1
16:26 C4.0
16:05 C2.0
09:39 C2.1
06:47 C1.9
05:27 C2.0
03:43 C1.7
7/31 11:46 C3.8

黒点  8/ 2 (NOAA)
磁場 フレア
1260 16 β ---
1261 50 βγδ C4
1263 23 βγδ C2
1265 1 α C2

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:56 520 -0.1
-2 h 539 -1.1
-4 h 538 -1.5
-6 h 567 +2.8
-8 h 571 +1.3
-10 h 583 +1.0
-12 h 589 +2.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -14 -/ -
-2 h -14 -/ -
-4 h -9 -/ -
-6 h -12 -/ -
-8 h -11 -/ -
-10 h -10 -/ -
-12 h -11 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^2
8/ 2 0.4 1x10^3
8/ 1 0.3 1x10^3
7/31 0.4 1x10^3
7/30 0.4 3x10^3
7/29 0.5 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 7/28 09:26 M1の中規模フレアが発生しました。太陽風は低速風に変わっています。
2011/ 7/29 12:15 1260黒点群が活発にCクラスのフレアを起こしています。太陽風は低速です。
2011/ 7/30 12:18 M9.3の大きな中規模フレアが発生しました。太陽風は穏やかです。
2011/ 7/31 09:21 太陽風が550km/秒の高速風になりました。昨日のM9フレアによるCMEはありません。
2011/ 8/ 1 10:50 太陽風の速度は600km/秒台後半まで上がっています。太陽では小さなフレア活動が増えています。
最新のニュース

2011/ 8/ 2 12:07 更新
太陽風の速度は500km/秒近くに下がりました。太陽はCクラスフレアを数回起こしています。

担当 篠原

太陽風の速度は、下がり続けていますが現在もまだ520km/秒と高速状態です。
31日に高速風が始まって、2日半程が経過しています。

南極の昭和基地で、1日の明け方(世界時1日2〜4時)に撮影された
オーロラの動画を掲載します。
もこもこしたオーロラが雲のように流れて行く様子が見えます。
この時間帯、AE指数では500nTほどの変動が連続的に発生していました。

AE指数の図の後半は、変化は小さくなっています。


高速太陽風は、今日、明日で終わり、
数日程度、静かな太陽風になると思います。

SDO衛星AIA193を見ると、太陽の南東(左下)に、
コロナホールの暗い領域が見えています。
次の太陽風の乱れは、このコロナホールが影響することになるでしょう。


太陽は、1261黒点群と1263黒点群で、
C1〜C4の小規模フレアが数時間おきに発生しています。
SDO AIA193やGOES X線カメラの動画を見ると、小さな爆発が頻繁に起きています。
黒点は、昨日と同様に大きな姿を保っています。

この後も、これらの黒点群によるフレア活動に注意が必要でしょう。
NOAA/SWPCの予報では、Mクラスの中規模フレアの確率を60%としています。



南極の昭和基地で全天カメラにより撮影された、朝を迎える頃のオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。