宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:46)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/ 2 --- ---
1/ 1 --- ---
12/31 13:18 C1.4

黒点  1/ 2 (NOAA)
磁場 フレア
1138 2 α C1
1139 1 α ---
1140 1 α ---
1141 6 β ---
1142 5 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:36 324 -0.9
-2 h 326 -2.5
-4 h 309 -3.3
-6 h 311 -3.5
-8 h 317 -1.0
-10 h 326 -1.0
-12 h 336 -3.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:59 -19 2/ 13
-2 h -19 -12/ 12
-4 h -18 -20/ 3
-6 h -16 -23/ 4
-8 h -17 -27/ 7
-10 h -19 -33/ 4
-12 h -18 -30/ 3

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^1
1/ 2 0.3 1x10^1
1/ 1 0.4 1x10^1
12/31 0.4 1x10^1
12/30 0.4 1x10^1
12/29 0.5 2x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点群番号 (SOHO)
SDO黒点動画 (SDO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2010/12/28 11:56 太陽風の速度は340km/秒に下がり、低速状態です。SOHOの写真が更新されています。
2010/12/29 12:46 太陽風磁場が大きく南を向き、オーロラ活動が激しくなりました。
2010/12/30 12:19 太陽風は320km/秒の低速風になりました。穏やかな年末を迎えそうです。
2010/12/31 13:02 300km/秒台中盤の穏やかな太陽風が続いています。
2011/ 1/ 1 11:27 太陽に4つの黒点群が現れてにぎわっています。太陽風は低速風が続いています。
最新のニュース

2011/ 1/ 2 10:46 更新
太陽風の速度は下がり低速です。太陽も、黒点は多いものの活動は穏やかです。

担当 篠原

概ね穏やかな年明けとなっています。
太陽風の速度は、350km/秒から330km/秒へ低下し、一段と低速風になっています。

磁場強度は、5nT前後と平均的な強さを保っていますが、
南北成分は-3nTと南側に偏った状態が続いています。
このため、昨日同様にAE指数で300nTほどの小規模の磁気圏活動が発生しています。
(京大WDCのページを参照)
この変化が単純にオーロラの活動を示すわけではありませんが、
北極域では新年のオーロラがある程度見られたのではないでしょうか。


掲載のSOHO EIT195は、昨日の昼頃の写真です。
北半球の中緯度域に細長いコロナホールが見えていたのですが、
北半球の中央部に発生した1141黒点群の強まりを受けて、
コロナホールは見えにくくなっています。
この変化が、今後地球へやって来る太陽風にどの様に影響するでしょうか。
この辺りのコロナホールの影響は、早ければ明日くらいから現れそうです。

一方、太陽の東側からは、北半球から南半球にかけて大きく広がっている
コロナホールの姿が次第に見えて来ました。
明日くらいにこの大きな領域の先頭部分が太陽の中心線に達しそうです。
すると、早ければ6日くらいから太陽風に影響がやって来るかもしれません。
本格的な速度の上昇は1日程度遅れると思われますが、
以降は活発なオーロラ活動なども期待できます。


太陽は、黒点たちがにぎやかに姿を見せています。
北半球の中央西寄り(右寄り)に見える黒点は、1141黒点群。
南半球の東寄り(左寄り)の黒点は、1142黒点群と番号が付けられています。
どちらの黒点群も、昨日の写真よりも黒点の数が増加しています。

一方、X線のグラフにはBクラスの小さなフレアが数回発生していますが、
これらは、北半球の東端に見える1140黒点群が起こしている様です。
黒点群としては特に発達は見られず、活動が強まることはなさそうです。



昨日もお知らせしましたが、念願だった過去記事の閲覧ページができあがりました。
日付指定で探したり、前後にたどって行くこともできます。
ページ上部の「過去のニュースの 閲覧・全リスト」にリンクを置いています。
どうぞご利用ください。




SOHO衛星のEIT195カメラによる太陽コロナの様子
(c) SOHO (ESA & NASA)



SOHO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SOHO (ESA & NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。